2017年10月11日
長崎県 公立高校の特徴
長崎県の公立高校は全国に比べて非常に特徴的です。
今回はそんな長崎県の公立高校の情報をお伝えしていきたいと思います。
①学区制がない
様々な県ではお住まいの地域によって受験できる学校が限られています。
しかし、長崎県では行きたい公立高校に行くことが可能となっています。
例えば佐世保在住で、長崎西高校への進学も可能ですし、
島原在住でも大村高校への進学も可能です。
選択肢が広いからこそ、本当に自分がやりたい勉強をやりたい学校で出来るというのが長崎県です。
②内申点が重視されている。
入試ではどのように換算されているかは非公開ですが、
長崎県では1年生から通知表の点数である内申点が重視されています。
1年:9教科×5段階=45点
2年:9教科×5段階=45点
3年:9教科×5段階=45点
合計:135点満点
上記のことからも言えるように公立高校に行きたい場合は
中学1年生から入試が始まっていると思ってもらえると非常に嬉しいです。
③数学と英語にA問題とB問題があり、学校によって選択する必要がある。
この点は非常に全国でも珍しく、数学と英語の問題が2つ用意されていて
どの学校を受験するかで、どちらの問題を解く必要があるか決められています。
1つ1つ学校をあげるのは少し難しいですが、参考までにまとめますと、
A問題:実業系高校や偏差値50前後から以下の学校
例:長崎工業、長崎商業高校、明誠高校、城南高校 等
B問題:進学校と呼ばれる高校
例:長崎5校、佐世保3校、諫早高校、大村高校 等
④傾斜配点がある
入試5科目全て100点満点のテストですが、
こちらもどの学校を受験するか、そしてどの学科を受験するかで傾斜配点があります。
こちらも全て挙げていく事は難しいため、一部のみお伝えしますと
例
長崎北高校:国語数学英語が1.5倍
佐世保北高校:数学英語が1.5倍
諫早商業高校 国際コミュニケーション:英語が2倍
どの科目でどれだけ点数を取れるかで合否も変わってきます。
そのため、計画的な勉強が必要になります。
以上の4つが特徴的です。
どの学校のどの学科をうけるのかを是非ご相談ください。
地元トライさんが上記の情報を元にあなただけのカリキュラムを作成します!