2013年3月9日
長崎県の小5・中2・高2生へ 受験生の意識を持とう!
3月6日・7日に公立高校入試が終わり、今年度の受験も一通り終了しました。
春休みを挟んで、それぞれが次の学年に進む事になります。
今回は、小5・中2・高2の方々へ、受験生になるにあたってのアドバイスをお届けしていきます。
■小5
長崎県においては、中学校受験はしないという方が多いと思います。
ただ、近年は青雲中をはじめとした難関校や、長崎日大・活水等の私立中学校、
長崎東・諫早附属・佐世保北等の公立中高一貫校と選択肢が増え、
受験を考えている方も増加してきています。
しかし、元々受験が盛んではない地域である分、受験勉強の意識が低く、
対策が直前のみになってしまう方も多く見受けられます。
中学受験は、学校の勉強だけでは対策が取れず、いち早く志望校合格の為の
勉強を取り入れる事が重要です。
小5→小6へ学年が上がる今の時期は、受験勉強を始めるのに絶好のチャンスです。
受験を考えている方は、この春から受験対策をスタートさせましょう。
■中2・高2
この時期の中2・高2の方に関しては、正直勉強はしていないという方が非常に多いと思います。
部活も最後の大会が近付き、先輩も卒業するこの時期は、特に学業をおろそかにしがちです。
ただ、この春休み~4月にかけて、前学年までの復習をしておく事は、
受験の成功を考えると、非常に重要な事だと言えます。
それには以下の理由があります。
①学校が始まると、学校のカリキュラムをこなさなくてはならない
中2で言えば、中3になるとまた新しい教科書で新しい単元の授業が始まります。
高校生は、既に教科書は習い終えている学校も多くありますが、本格的なセンター試験対策が
始まります。これらのカリキュラムをこなしながら、部活をし、更に前学年の復習をする事は
非常に難しく、最悪の場合、成績悪化を招きます。
②受験の勝負は夏休みにやってくる
これはよく言われる事です。ただ、夏休みに「受験対策」をやろうと思ったら、
その時点で土台となる基礎学力がなければ伸びません。
「受験対策」とは、志望校に合わせ、志望校合格に必要な勉強をする事です。
今、基礎学力をつけておかなくては、夏休みに基礎学力を身につける学習が必要になります。
そうなると「受験対策」を行う時期が秋以降にずれ込み、間に合わなくなってきます。
③春はライバルが少ない
前述した通り、この時期はまだ意識が低い方も多いので、周囲に追いつくチャンスなのです。
部活が終わり、夏休みが始まると、皆勉強しだします。そうなると、周囲に追いつく事が
難しくなってしまいます。
以上の理由から、受験勉強で重要なポイントは、実は今の時期なのです。
中2・高2の方は、今このタイミングで受験生の意識を持ちましょう!