2015年10月13日
長崎県 秋からの過ごし方
夏も過ぎて、秋に向けて一気にレベルアップしようと考えている方も多いと思います。
特に、高3生にとっては昔から『夏は受験の天王山』といわれ続けてきたと思いますが、
しかし、本当の雌雄を決するのは秋です。
まず、センター試験で高得点を獲得するには、英数国で大きな苦手科目を作らないことが大切です。
特に現役生の場合には、どうしても理科や地歴・公民は高校での進度の関係で
入試直前ぎりぎりまで追い込んでいくことになります。
英数国で苦手科目・分野を作ってしまうとそれを入試直前に挽回することは非常に難しく、
最後まで足を引っ張る結果となります。
英数国は、一般的な高校のカリキュラムで高2までに履修した範囲内で出題されるのが基本なわけですから、
進度面でのハンディキャップは大きくないはずです。
つまり、英数国で苦手科目・分野があるという人は、高1・2の段階でどこか理解不十分な部分が残っている
と自覚して、思い切って基礎的な部分にも一度立ち戻ってやりなおすことが大事です。
一見、これは学習計画が遅れてしまうように思われますが、10月ならばまだ十分に間に合いますし、
「急がば回れ」のことわざ通り、苦手科目・分野の克服への最後のチャンスなのです。