2016年4月12日
長崎県 年度初めに知っておこう②国語の傾向と対策
【国語1漢字・語句・文法】
国語の大問構成は、小説、古文、論説文、資料を用いた設問の計4題からなります。
小説・論説文の大問にて漢字の読み書きが出題されます。
論説文からは、品詞・用法・文章構成の設問が出されました。
漢字、文法などの対策は、基本的な問題を多くこなし確実に覚えていくようにしましょう。
【国語2説明的・文学的文章読解】
説明文では、要点・要旨にかかわる本文全体の内容把握力を問われる設問が多く見られます。
●傍線部の語句の説明としてもっとも適当なものを選ぶ選択問題
(傍線部の前後の文章を注意して読みましょう)
●文字制限のある抜き出し問題
(例:「文中の語句を使い、二十五字以内で書け」「文中の語句を用い解答欄にあう形で六十字以内で書け」
文章の読解問題は、部分的に読んで簡単に答えられるような設問ではありません。
論説文は、段落ごとの要点を把握し、最終的には筆者の主張を理解する練習を、
小説は登場人物それぞれの心情の変化を、発言・行動などから把握する練習をしておきましょう。
【国語3古典(古文・漢文)】
古文は、主語を問う問題など、本文の正確な読解力を前提とした設問が出題されました。
近年では、
◆ 現代仮名遣いに直して書く問題
◆ 文中にある、指示語の内容を文字制限内で答えるもの
◆ 文章の意味を問うもの
などが出題されました。
文法や、仮名遣いに関する知識など基本的な学習を確実にしておくのはもちろんですが、
普段から読み慣れておき、内容読解力をつけるようにしてきましょう。
【国語4作文】
入試での国語の作文問題の出題率は決して高くありません。
自由・課題の作文はここ5年出題されていません。
短文作成の問題は近年よく出題されています。