2021年12月3日
~受験生必見!時事問題対策①~
こんにちは!
家庭教師のトライ長崎校です。
今回は時事問題対策ということでSDGsについて紹介しようと思います。このブログを読んで、ぜひ受験に役立ててもらえたらと思います。
◎SDGsとは??
持続可能な開発目標(SDGs : Sustainable Development Goals)とは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択されました。
SDGsは、誰一人取り残さないこと(leave no one behind)を願っており、日本でも積極的に取り組んでいます。
◎SDGsの17の目標とは??
1,貧困をなくそう
2,飢餓をゼロに
3,すべての人に健康と福祉を
4,質の高い教育をみんなに
5,ジェンダー平等を実現しよう
6、安全な水とトイレを世界中に
7,エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8,働きがいも経済成長も
9,産業と技術革新の基盤をつくろう
10,人や国の不平等をなくそう
11、住み続けられるまちづくりを
12,つくる責任つかう責任
13,気候変動に具体的な対策を
14,海の豊かさを守ろう
15,陸の豊かさも守ろう
16,平和と公正をすべての人に
17,パートナーシップで目標を達成しよう
◎「5つの主要原則」とは??
日本では、政府がSDGs達成に向けて重視すべき「5つの主要原則」を定めています。
・普遍性:国内実施と国際協力の両面で率先して取り組む。
・包摂性:人権の尊重とジェンダー平等の実現を目指し、弱い立場の人々まで誰一人取り残さない
・参画型:あらゆるステークホルダーや当事者の参画を重視し、全員参加型で取り組む。
・統合性:経済・社会・環境の3分野の統合的解決の視点をもって取り組む
・透明性と説明責任:取組状況を定期的に評価し、公表・説明する
◎取り組み
ここでは、SDGs達成に向けた取り組みの1つとして、プラスチックのリサイクルを紹介します。
日本ではプラスチックごみの処理が追いつかず、ごみを海外に輸出しています。
しかし、日本のプラスチックゴミの輸出国の一つだった中国は、2018年にプラスチックごみを原則輸入禁止とする方向性を打ち出したため、
日本は自国でごみを処理する事を迫られています。
プラスチックごみを減らす方法の一つとしてリサイクルが挙げられます。リサイクル方法は主に3つあります。
【マテリアルリサイクル】
ごみとして回収したプラスチックをそのまま原料として新たな製品を作り出す方法です。
マテリアルリサイクルから作られた製品には耐久性があり、汎用性が高いというメリットがある一方で、
原料に戻して再利用する場合には、分別や異物除去の徹底が必須になるというデメリットもあります。
【ケミカルリサイクル】
回収したプラスチックなどの資源の組成を、化学反応を用いて変換しリサイクルする方法です。
基本的には、粉砕、洗浄したものやフレークを造粒機で溶かし粒状にしたものを原料として使います。
【サーマルリサイクル】
処分されたごみを焼却する時に生まれる熱エネルギーを回収し、利用する技術です。
分別や選別が困難なプラスチック製品が混ざった資源などに合理的な方法です。
いかがでしたか?
時事問題が受験に出やすい学校を受験する人は特に、ぜひ一読して受験に備えましょう。
また、読んで気になったことは自分で調べてみると良いでしょう。
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