教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。




★小論文の対策方法★



こんにちは!

家庭教師のトライ長崎校です。

今回は小論文の対策の仕方についてご紹介します。


★小論文と作文の違い★

「小論文」とは自分の意見、すなわち考えたことを書くのに対し、「作文」とは自分の感想、すなわち感じたことを書きます。小論文の方が書き方に型のようなものがあり、対策はとりやすいとも言えます。


★小論文の対策方法★


「合格答案」を書く

小論文では明確な答えがないため、満点を取ることは難しいです。そこで、60-70点は確実に取れる答案を目指しましょう。
そのために必要なのは次の3点です。
①答案を完成させる(字数を満たす)
②設問の要求を満たす
③論点(問題点)を正しく設定し、結論(解決策等)と論拠(原因・理由)を示す


型によってポイントを押さえる

小論文には問い方にいくつかパターンがあります。
大きく分けて、テーマ型、課題文型、グラフ読み取り型の3つに分類されます。

テーマ型は、
「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学生の留学に支障が生じている。こうした状況について、学生時代に留学することのメリット・デメリットに多面的に触れつつあなたの考えを論じなさい。」
のようなものです。自分の意見をひとつに絞り、その意見の裏付けをしていくことが大切になります。

課題文型は、現代文の評論で出てくるような長文を読み、それに対して意見を問われるものです。文章から論点を正しく掴むことがポイントです。特別に要求がされていなくても初めに課題文の要約を書いて論点を導きましょう。

グラフ読み取り型は、いくつかの表やグラフなどのデータが与えられ、それらを根拠に意見を述べるものです。データからできるだけ多くのことを正しく読み取り、自分の意見を伝えるために必要な情報をピックアップする力が必要になります。


テーマに合った論点を設定する

論点とは、問題において人によって意見が分かれる点のことです。
論点の基本タイプは次の3つです。
①賛成か反対か(択一型)
②なぜそうなるのか(分析型)
③どうすればいいのか(解決型)

最初から設定されている問題もありますが、設定されていない場合は自分で設定する必要があるので、どのタイプが適切なのかを見極めるようにしましょう。
時数が多い場合は②+③で書き進めてみましょう。


小論文が入試科目になっているのは大抵が推薦のため、早い時期に試験が行われることが多いと思います。
ひとつの答案を完成させ、添削をしてもらい、書き直すとなると相当な時間がかかります。
今のうちから書くことに慣れておきましょう。

家庭教師のトライでは皆さんの学習のお悩みに寄り添います。
今の成績に悩んでいる方は、ぜひトライの学習相談を受けてみませんか?

    

このページのトップに戻る

長崎県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら