教育プランナーブログ

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★ 数学Cについて ★



みなさんこんにちは

家庭教師のトライ長崎校です。


今回は2022年度に再度新設された数学Cについてご紹介します。




★ 数学の分類 ★


2021年度までの数学の教育指導要領では、数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数Bの5つに分類されていました。

今回指導要領が改正されたことにより、数学Cが追加され6科目体制となります。




過去の数学C


数学Cは2012年4月に他科目への統廃合のため廃止されました。

2014年までの数学Cの単元には、行列、平面上の曲線、数値計算、統計処理がありました。

平面上の曲線は数学Ⅲ、確率分布と統計処理は数学B、条件付確率を数学Aに移行

行列は「数学活用」のみの引用となり普通科の履修科目からはなくなりました。



数学C


今回新設された数学Cは、過去の数学Cとは内容が異なります

新たに科目が追加されることで、他科目から単元が移動することになりました。


数学Bから「ベクトル

数学Ⅲから「平面上の曲線」「複素数平面


上記3単元が数学Cの学習範囲となります。



大学入試への影響


数学Cが新設されることで大学入試にどう影響するのでしょうか


2024年までの共通テストでは「数Ⅰ・数ⅠA」と「数Ⅱ・数ⅡB」に分かれていました。

2025年からの共通テストでは「数Ⅰ・数ⅠA」と「数ⅡBC」に分かれます。


数学Ⅱと数学ⅡBの選択制だったのが「数学ⅡBC」に統合されました。


数学ⅡBCでは「数列」「統計」「ベクトル」「複素数平面」の4題から3題を選択する形式となります。


理系を志望している受験生にとっては学習範囲であることに変わりはないので数学Cが新設されることによる影響は基本的にはありません。

しかし、今回の数学C新設により単元・項目が移動することで、学習範囲が変わってくるため共通テストや2次試験で数学を利用する文系受験生には影響が出てくるかもしれません。




いかがでしたでしょうか

今回、数学Cの新設の他にも数ⅠAの単元の移行など様々な改訂が行われました。

今回の改訂についてもっと詳しく知りたい方、数学Cの対策を考えている方、

家庭教師のトライでは学習に関する相談を無料で承っております。

お気軽にご相談ください。








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