2016年5月19日
長崎県 定期テスト対策のコツ!~苦手科目~
定期テスト対策はズバリ、日々の授業のなかにあります。
今日は、日々の授業の中に試験直前の対策が楽になる「授業の聞きどころ」、「出題のヒント」を教えます。
色チョークで書いたところはやはり試験によく出ます。
当たり前のようですが、色チョークで書かれたところから多く出題される傾向にあります。
社会科を例に挙げて説明しましょう。
社会などのテスト対策は、基本的には暗記です。
出題される内容は、教科書で太字になっているようなキーワード、時代の転換点や
トレンドを象徴するような出来事や人名などが多いです。
板書の中で色付きチョークで書くような事項は、ここは重要部分だと強調しているわけで、当然テストにもよく出されます。
しかし・・・!暗記は暗記でもただ覚えればいいというわけではありません。
たとえば地理のキーワードで、「西岸海洋性気候」というものがありますが、
これは「偏西風」や「北大西洋海流」などの用語と関連付けて覚えなければ意味がありません。
ヨーロッパの大西洋岸はなぜ高緯度のわりに温暖なのか、その結果どんな産品が産まれ、
人々がどんな生活を送っているのか。これらを筋道立てて理解せずに、
単語だけ丸暗記しようとしても、覚えにくく、結果何の事か分からないといったことは良くあります。
試験では単なる丸暗記で埋められるような問題ではなく、
これらのキーワードを関連付けて出題されることが多いのです。
日頃からキーワード間の関連性を意識して覚えるようにしていきましょう。