2014年9月23日
福岡県 高校入試の傾向と対策 数学編
家庭教師のトライ福岡校です。
少しずつ肌寒くなってきましたね。
学習をするにはいい季節です。
今回は福岡県公立高校入試<数学>の対策についてお話をしたいと思います。
13年度の入試においては、基本的な構成は例年どおりでした。
[1]基本小問:22点(9問)
[2]方程式:6点(1問)
[3]証明問題:5点(1問)
[4]関数:9点(3問)
[5]平面図形:9点(2問)
[6]空間図形:9点(3問)
大問1は小問集合例年より1問減り、(9)では資料の問題が出題されました。
大問2は連立方程式の文章題。増減に関する問題。
大問3は3年ぶりに文字式の証明が出題されました。
偶数を「2n」を用いて表し、乗法公式を正しく使い正確に式を展開する力が必要です。
大問4は表とグラフをもとに考える関数の問題。
大問5は平面図形。
円と三角定規の融合問題が4年連続で出題されました。
大問6は空間図形の問題。
一部の学校で追加問題は関数・平面図形の問題で、いずれも難易度は高い問題が出題されました。
志望校合格を目指すにあたって必要となるのは、大問1で点数を落とさないということです。
基本小問となっているので、ここで点数を落としてしまうと差が開いてしまいます。
教科書レベルの問題となっているので、公式を振り返り、演習を何度も繰り返すことにより
対策は十分可能です。
数学は積み重ねの教科でもあります。
試験直前にちょっと対策したくらいではなかなか点数は伸びてきません。
早い段階から復習を行い、基礎の部分からの定着を目指しましょう!