2013年10月2日
愛知県 中学入試の傾向と対策 ~社会編~
こんにちは。
今回は愛知県の中学受験における社会についてお話し致します。
まず各中学校おける今年度の社会の合格者平均点を示します。
学校名 | 合格者平均 | 配点 | 得点率 |
東海中 | 76.9 | 100 | 76.9 |
滝中 | 36.9 | 50 | 73.8 |
南山中[女子部] | 155.7 | 200 | 77.8 |
淑徳中 | 36.5 | 50 | 73 |
南山中[男子部] | 62.2 | 100 | 62.2 |
名古屋中 | 38.3 | 50 | 76.6 |
愛知中 | 31.3 | 50 | 62.6 |
金城学院中 | 24.7 | 50 | 49.4 |
椙山女学園中 | 33.1 | 50 | 66.2 |
聖霊中 | 32.3 | 50 | 64.6 |
上の結果において『難関』と言われる中学校では70%以上の得点率は必ず必要となってきます。
中学受験では算数と国語での得点率が合否に大きく関わってきますが、
この2教科で差をつけるためには社会は確実に点数を取っておく必要があります。
そのため受験勉強の中で社会の勉強時間もしっかり確保しておきましょう。
中学受験における社会では、単に知識を増やすだけでなく以下のような取り組みも得点UPに繋がります。
1)資料集を必ず活用する
試験問題において地図や写真・図などを読み取る問題や説明する問題が出題されます。
その時に、「見たことが無い」「読み取り方が分からない」という事にならないように
日頃から資料集や地図などを使った学習が必要となります。
2)外に出てみる
教科書の勉強だけでなく、実際に歴史や地理で学んだ場所に足を運んだり、
目で見てみることは知識を活かすことに繋がります。
文字だけで記憶するよりも実際に見ることにより記憶の定着に繋がりますし、
背景や周辺情報を知ることで思い出す時の手がかりとなります。
記憶することにおいて手がかりが多いことは非常に重要です。
3)親子で話をする
現在の時事問題について親御さんや先生と話をし、インプットしたものをアウトプットする訓練は有効です。
いかに自分の意見として知識を活かせるかが、解答する際に役立つこともあります。
算数や国語を頑張りすぎて社会を疎かにしてしまうと、1点2点で残念な結果に繋がる可能性があります。
入試直前に算数・国語に時間を取れるように早めに対策を行いましょう。
ただその時には知識を増やすことだけでなく、その知識をより発展させる事ができると
より一層社会を理解出来ますし、何より社会が楽しくなると思います。
楽しく社会を勉強していきましょう。
トライでは毎年多くの中学受験生が合格を勝ち取っています。
お子様の現状や志望校をもとに、合格戦略をオーダーメイドで立てさせていただきますので、
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