2022年9月
2022年9月22日
愛知県受験セミナー開催!
前回の記事でも告知いたしましたが、
前回好評いただきました愛知県受験セミナーの第二弾が10月に開催します!
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【参加無料!】
難関受験対策セミナー 10月に開催!
中学受験、大学受験の受験対策セミナーが開催決定!
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お申し込みは→こちら
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開催日:2022年10月10日(月・祝)
開催場所:JRゲートタワーカンファレンス
(〒450-6616 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−3号 JRゲートタワーカンファレンス)
<中学受験セミナー> 11:00~
名古屋中学・滝中学・南山男子中学、南山女子、淑徳中学、椙山中学、名古屋大学付属中学……など愛知県でも人気の中学受験ですが、少子化にもかかわらず受験戦争は引き続き加熱中。ハイレベル中学の受験を独学で戦うことは不可能です。塾・家庭教師の上手な選び方、活用の仕方をアドバイスします。
前半は講座形式、後半は個別相談会を実施いたします。
<大学受験セミナー> 14:00~
学力も所得も二分されつつある現代では、大学受験は地元国公立への関心度が高まっています。
大学受験は情報戦です。名古屋大学・三重大学・岐阜大学・静岡大学をはじめ東海エリアの国公立大学合格を目指すために必要な対策・計画、高校3年生を迎える前にやっておくべきこと、話題の大学入学共通テストのトレンド・傾向などをご案内します。
前半は講座形式、後半は個別相談会を実施いたします。
参加無料ですので、ぜひお気軽にご参加ください!
お申し込みは→こちら
2022年9月16日
2023年愛知県公立高校入試の変更点と対策方法④
こんにちは、家庭教師のトライ 名古屋校です。
今回は愛知県の入試変更について、4回目。
2023年度から変わる愛知県の高校受験の中で、
新設の【Ⅴ型】を設定している高校についてご紹介いたします!
“一宮高校”
住所:〒491-8533愛知県一宮市北園通6丁目9番地
(アクセス) 名鉄バス「一宮高校前」から徒歩1分
JR東海道本線「尾張一宮」 名鉄「名鉄一宮」から徒歩20分
「日本三大七夕祭り」の一つである一宮七夕まつりを擁し、愛知県でも有数の大都市である一宮市。
その代表的な学校の一つである一宮高校は、
市内でもトップクラスの人気を誇る高校です。進学先として、
【国公立】東京大学(13名),京都大学(20名),名古屋大学(73名),岐阜大学(26名)
【私立】同志社大学(89名),東京理科大学(49名),明治大学(22名) etc…(令和3年度)
など有名大学への実績が多いことも要因の一つです。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の認定を受け、
「道なき未知を切り拓くグローバル人材の育成」をモットーに、
イギリス・Radley collegeとの交換留学や、有名大学や研究機関との提携による訪問、
ワークショップなど国際的に活躍できるようになるためのカリキュラムを多く設けています。
また、地域の学力トップ校ながら「ファッション創造科」という学科を有することも人気の理由の一つでしょう。
ファッションデザイナーや保育・幼稚園教諭などの専門的な学校入学や就職を目標として、
1年次は家庭分野全般を、2年次からは「ファッション造形コース」「子どもの文化コース」に分かれ、実習や特別講座を通じてそれぞれの専門分野を習得することができます。
課外活動も充実しており、9月頃に行われる文化祭や体育祭に始まる行事や
30以上の部活動など生徒の自主性を重視した活動を実施しているため、
勉強も学校生活も自分から盛り上げていきたい!という方におすすめの高校ではないでしょうか。
“明和高校”
住所:〒461-0011 名古屋市東区白壁二丁目32番6号
(アクセス) 名鉄瀬戸線「東大手」から徒歩1分
地下鉄名城線 「市役所」から徒歩5分
尾張徳川の名城・名古屋城や県庁・名古屋市役所などの官庁が多く立地するエリアに近い明和高校は、
名古屋市内でも有数のレベルを誇り、学校偏差値も70前後を維持するなど人気の高い学校です。
進学実績としても、
【国公立】名古屋大学(72名),東京大学(12名),京都大学(19名)
【私立】同志社大学(100名),早稲田大学(31名),立命館大学(84名) etc…(令和3年度)
と全国の有名大学が名前を連ねています。
一宮高校と同様にSSHに認定されており、「都市型SSH×学際共創×教育DX」を目標に掲げ、
オーストラリア・ボーカムヒルズ校への訪問研修や
イギリス・オーストラリア・中国などの研究者とのオンライン研究発表に代表される国際交流、
また大学等諸機関との密接な連携による特別講座や体験活動など
生徒の自発的な探求心を育むための豊かなカリキュラムを設けています。
また、学科として普通科だけでなく県内でも数少ない音楽科を有しており、
声楽やピアノを始めとした専門的な音楽分野の大学進学や職業を目指すために
必要な知識・技能を身に付けられる授業や、
一流演奏家の公開講座、年2回の定期コンサートなどを行っています。
全国大会出場経験のある陸上部、弓道部など幅広い種類の部活動も活発で、
明和祭と呼ばれる体育祭・文化祭合同のイベントやクラスマッチなどの課外活動も毎年盛り上がっており、
勉強も行事も全力で打ち込める学校生活を送ることができるでしょう。
ここまで、尾張エリアの「V型」入試の二つの高校を簡単にご紹介してきました!
以前のブログでもご説明した通り、
「V型」の入試形式では内申点よりも当日点がかなり重視される形になります。
当日のテストで大きく結果が左右されるため、直前まで気を抜くことができません。
また今回の2校はどちらも人気校なだけあり、
内申だけでなく学力としてもかなり実力を伴った受験生が多くなるでしょう。
しかし!裏を返せば、当日のテストまでまだまだチャンスがあるということです。
トライでは、現在の成績と志望校に合わせた対策をマンツーマンで指導していきます。
夏休みに入り、志望校を目指して頑張っていてもなかなか不安が・・・という際も、受験の形式や面接の形式にとらわれず柔軟なサポートが可能です!
一宮・明和高校受験対策なら、ぜひトライへご相談ください!
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こんにちは! 家庭教師のトライ 名古屋校です。
少しずつ秋へと移り変わっていく季節になりましたね。
秋といえば色々な楽しみの多い季節。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…様々…ですが、
新学期が始まり、季節の変わり目に差し掛かるこの時期は、
様々な悩みを抱えて不登校に陥ってしまう生徒が多くなる時期でもあります。
クラスに馴染めない、長く体調を崩してしまったなど、理由はさまざま。
そんな中でも、将来を考えて高校卒業はしたい、
大学進学をあきらめたくない…と考えている方もいると思います。
そんな方々にもぜひ一度提案したいのが、通信制高校への進学・転入です。
【通信制高校のメリット】
- 毎日登校する必要がない!
全日制高校と通信制高校との一番大きな違いは、「毎日登校する必要がない」ことです。
通信制では、自宅で教科書や映像授業を活用し、
レポート課題やテストを行うことによって単位を取得する形となるため、
様々な事情で外に出るのが難しい…という方でも卒業することが可能です。
しかし、学校に行く機会がゼロという訳ではありません。
年や月に数回、学校ごとに定められた日数で「スクーリング」と呼ばれる登校日が設定されており、
全日制と同じように授業を受けることも可能です。
急に毎日学校に通わないといけない、といったことは無いため、
自分に合ったリズムで高校生活を送ることができます。
- 自分の時間を活用できる
上記のレポート課題などは自分の都合の良いスケジュールで学習することができます。
部活動や行事への参加も任意のため、
アルバイトや自分の趣味、また自身のやりたい学習など有効に時間を活用できます。
- 学校ごとの特色がさまざま
近年の通信制高校は、学校によって多種多様なカリキュラムを設けています。
通常のコースに加え、大学進学を目的としたコースからアニメ・漫画関係の学習ができるコース、
ITや話題のeスポーツ専門のコースまで、
一人一人が興味のある分野の能力を身に付けられるよう
ニーズに合ったサポートが受けられる環境が用意されています。
【通信制高校のデメリット】
・大学進学へは強い意志が必要
通信制高校と聞くと、どうしても「大学進学できるのかな…」と心配になる方も多いかもしれません。
平成30年度の文科省のデータを参照すると、全日制高校からの大学進学率が約50%なのに対し、
通信制の進学率は約18%となります。
進学への考えに対して周囲と足並みが合わないという悩みをいただくこともあります。
・退学率の高さ
進学率の低さの理由でもありますが、全日制高校の退学率が1.4%に対して、
通信制では7%以上の生徒が退学してしまいます。
原因としては一人きりの学習で単位の取得が難しくなってしまうことや、
モチベーションが維持できないことなどがあります。
上記デメリットについて心配だな…と思われる方もいると思います。
そんなデメリットを補うために、
通信制高校の「サポート校」と呼ばれる学校が存在します!
【サポート校とは?】
サポート校とは、通信制高校に通う生徒に対して、単位取得のために必要な勉強の補助や、
大学進学のための受験勉強指導、精神面の支援など
通信制高校だけではカバーできない面のサポートを行う学校です。
学校のサポートをする「塾」や「予備校」に近いものなので、
サポート校に通うだけでは高卒資格を得ることはできません。
提携している通信制高校に平行して入学し、レポート課題やテストで別に単位を取る必要があります。
様々な種類のサポート学校があることが大きな特徴で、
大学進学に特化した学校、専門分野に特化した学校など、
通信制高校以上に進路に合った細やかなサポートが受けられます。
また、サポート校へ登校することによって同じ環境の仲間と触れ合う機会もあり、
また独自の部活動や課外学習なども行っています。
通信制高校と+αで学費が掛かる形になりますが、
将来や現状の自分に対してより手厚いサポートを受けたい!という方にはおすすめです。
【トライ式高等学院とは…?】
トライグループが運営するサポート校である「トライ式高等学院」では、
「家庭教師のトライ」で培ってきたマンツーマン指導のノウハウを活かし、
無理のない学習カリキュラムをオーダーメイドで作成、
不登校解決から高校卒業、大学進学・就職など進路実現まで導き、社会を生き抜く力を育みます。
愛知県内では名駅前、千種、金山、知立、豊橋、豊田に拠点があります!
不登校や行き渋りなどで悩まれている方も、ぜひ一度見学にいらしてくださいね!
お子様一人一人が無理なく学習できるよう、現状にあった学校選びをお手伝いいたします。
ご不安点はぜひトライの教育プランナーにご相談ください!
2022年9月7日
不登校生の選択肢~専修学校編~
こんにちは!家庭教師のトライです。
段々と秋の予感が近づいてくる季節になりましたね!いかがお過ごしでしょうか。
先日、夏休み明けは不登校になりやすい時期であり、それでも受験できる愛知県の一般高校受験、長期欠席者受験制度のご案内をしましたが、地元の一般高校以外の選択肢もあります。今回は一般的な高校以外の進路をご紹介していきます。
高校生の段階から将来の夢に向けてより専門的な技能、知識を身に付けたいという方のために、「高等専修学校」と呼ばれる学校があります。入学に高卒資格が必要な専門学校と異なり中学卒業の段階で入学することができ、高校だけではないもう一つの進路として幅広い生徒を受け入れています。
全国に約400校ある高等専修学校では職業教育に重点を置いており、調理師、理美容師などの国家資格取得のためのコースや漫画家や声優、ファッションデザイナーを始めとした専門的な職業の技能を習得するためのコースなど、学校に応じて生徒の目的目標に合った多種多様なカリキュラムを実施しています。
最大の特徴は、専門分野の学習に特化した学校ながら、大学受験をするための資格を取得できることです。総授業時間数など一定の要件を満たした3年制以上の高等専修学校では、卒業することで大学入学資格を得ることができます。また要件に満たない学校でも、通信制高校との技能連携制度により、連携高校の卒業資格を取得することが可能です。専門分野の進路を目指しながら同時に大学進学も視野に入れられるため、より幅広い進路選択が可能となっています。
そんな高等専修学校ですが、通信制高校とはどこが異なるのでしょうか?
通信制高校との大きな違いは登校日数です。自宅学習が主となり、スクーリングと呼ばれる一定期間のみの登校となる通信制に対して、専修学校は基本的に全日制高校と同様に毎日登校となっています。そのため、クラスメイトや同じ趣味を持った仲間と触れ合う機会が多く、また通信制に比べ教養科目・専門分野双方のサポートをより濃く受けられることも特徴の一つです。
一方で、入学に関しては通信制と同様に比較的難易度の低いものになっています。多くの学校では書類選考、面接、作文を入学試験としているため、学校の勉強についていくのが難しい方や不登校の方にも、将来の夢に向けて道を開いてくれる一助になるのではないでしょうか。
以上、もう一つの進路である高等専修学校のご紹介でした。
中学卒業後の進路は、一般的な全日制高校だけでなく、通信制や専修学校など幅広い進路先が用意されています。様々な理由で高校受験が難しい…という方でも、ぜひ将来を諦めることなく、自分に合った道を探してみてはいかがでしょうか。入試対策・卒業に不安がある方も、進路に併せてトライ
さんが相談にのっています。ぜひご相談ください。
2022年9月6日
生活リズムを整えよう
こんにちは、家庭教師のトライ 名古屋校です。
新学期が始まりましたね!!
2学期はイベントの季節。体育祭や文化祭、合唱コンクールなど楽しみが目白押しの時期ですよね。
しかし、まだまだ連休感覚が抜けない人もいらっしゃるかもしれません。
長い夏休みが明け、ずっとお休みモードだった気分から急に引き戻されて、なかなかやる気が起きない人も多いかと思います。1学期や今までの学習ペースが思い出せず、勉強をしようにも手が動かない、何をどう進めていいか分からないなど、スランプに陥ってしまうこともしばしば。
そんな状態が長続きしてしまうと、すぐに迫ってくる2学期の中間・期末テストにまで影響を及ぼし、大きく成績を下げてしまう一因にもなりかねません。特に受験期の3年生であれば、内申点に関わってくる重大な二学期のテストへの油断は避けたい事態でもあります!
休み気分から抜け出すためには、まず生活リズムを取り戻す所から始めましょう。
夏休み中、寝る時間が遅くなったり食事を取る時間が大幅にずれたりしていませんでしたか?
学校が無い期間は、保護者の方の不在や夜更かし、間食が多くなるなど生活習慣が乱れることが多いと思います。部活動で忙しかった人も、普段とは異なる遠征や宿泊のため今まで通りを維持するのは難しかったのではないでしょうか。
朝起きる時間が遅くなることで体温の上昇が遅れ、午前中の集中が難しくなります。
また食事のタイミングなどもずれ込むことで、一日の行動が遅れがちになり、狙った時間に勉強をスタートできず「今日はいいや……」となってしまう可能性も。
寝不足が続けば授業も集中できず、せっかくの学校の授業も理解度が下がってしまいます。これが堂々巡りになると不登校の入り口になってしまう可能性も…。
心当たりがある方は1学期や今までの就寝・起床時間にすぐに戻すのがベストですが、急には難しい……という人は5分ずつ早起きの習慣に戻していくとよいでしょう。
また、朝起きる際に日光を取り入れることで体が活動モードに切り替わります。朝はすぐにカーテンを開け、朝食を取り、二度寝を防ぎましょう。
また、この機会に自宅学習の時間を固定して取ることも、併せて意識してみてください!
夏休み中、特に自宅でゆっくり動画やゲームを満喫していた人にとっては、家は遊ぶ場所・休む場所になっていませんでしょうか?
気持ちを切り替えるためには時間を固定して、その時間だけ集中して取り組む「ルーティンワーク」にするのが簡単です!
自宅学習の時間を決めたら併せて環境作りも意識してみてください。
勉強を始める前に、机の上に必要なテキストや筆記用具などを用意して、それ以外の余分な物を片付けましょう。
また、勉強中はスマホやゲーム機を手の届かない、見えない所に置き、気を逸らされないようにするのも重要ですね。
また、必ずしも連続で長時間勉強するのが良いとは限りません。
特に集中の途切れやすい自宅では、無理に続けることで気力が尽きてしまうことも。
勉強する固定時間は無理のない範囲にして、時間が過ぎたら絶対に休憩!というサイクルをこまめに取り入れると効率的に集中力を持続させられるかと思います。
中だるみに陥ることの多い2学期を乗り越えることは、今後の成績維持や点数アップに必要不可欠です。
生活リズムをしっかり取り戻すこと+自宅学習の時間を設定すること、この二つを取り戻すことで、夏休みで失ってしまった勉強ペースを回復させましょう。
家庭教師のトライでは、生徒と教師のマンツーマン指導で2学期の自宅学習を効率的にサポートしております。また担当の教育プランナーが教師と連携し、夏休みで緩んでしまった学習習慣の改善や学習計画の提案など、生徒一人ひとりに合ったアドバイスを積極的に行っております。
夏休み明けの勉強やテスト対策、一人で進めるのが難しい……という方はぜひ一度、家庭教師のトライへご相談ください!
2022年9月1日
二学期のスタート!でも…
こんにちは!家庭教師のトライ 名古屋校です。
保護者様はようやく一息つける休暇明けですが、子供たちの気持ちが一番不安定になるのも夏休み明け。小中高問わず悩みを抱えて不登校になってしまう生徒たちが増える時期なのです。
1学期からあまりクラスに馴染めていない、体調が優れず学校に行くのが辛い、集団生活になじめない、なんとなく行きたくない…など、悩み状況も人それぞれ。
不登校は、決して悪いことではありません。人それぞれに適した生活環境はあり、無理に今の学校へ通う必要はないからです。
しかし、保護者様や周囲の大人にとっては、成績、友人関係、進路、など未来を思ってどうしても不安になってしまうもの。特に高校受験では内申点が大きく影響してくるため、無理にでも学校に行かなければと考えてしまうかもしれません。不登校からの全日制高校への進学についてお話しします。
<愛知県の長期欠席者への入試対応>
愛知県の公立高校入試では、やむを得ず長期欠席をしてしまった方に対して、一般選抜での特別な配慮を実施しています。
体調不良や特別な事情で「3年次の欠席等の日数(保健室登校の日数などを含む)」が出席すべき日数の半分を超える場合、通常の学力検査に加え、内申ではなく受験校との面接及び調査書の「学習の記録」を資料として利用し受験をすることができます。利用には申請が必要で、現中学との相談の上、欠席日数等を記載した「選抜申請書」と現状や志望理由を記載した「自己申告書」を提出します。
現在不登校になってしまっている方にはぜひ利用してほしい制度ですが、申請したところで受かるんだろうか、実際に使える制度なんだろうか…と二の足を踏んでしまうかもしれません。
令和2年度の全日制課程入試では、申請者数が84人に対し、合格者数が45人。一方で、今年度の申請者数が129人、合格者数が73人と増加傾向にあり、半数程度の方が入試にも合格していることが分かります。確かに学力検査でもそれ相応の学力が要求されますが、普通科高校をどうしてもあきらめきれない方の間口が用意されているのは心強いですよね。
もちろん、上記結果のとおり、制度を活用すればだれでも合格できるわけではありません。これは登校できている・できていないにかかわらず「高校進学には一定の学力が必要」だからです。学力を満たさず進学しても、進学後の高校生活に苦戦する困難にぶつかってしまいますよね。
選択肢が広がった昨今では、冒頭でも述べたように、不登校は選択肢の一つとなっています。不登校生の課題は、学校ではない場所で、どのように学習環境を整え、学力を確保するかにあります。
家庭教師のトライでも不登校の生徒さまの自宅学習は年間を通じてご相談をいただきますが、
やはりこの夏休みあけはお問い合わせを多くいただきます。
保護者様だけで悩まず、ぜひ一度ご相談くださいね!