2022年9月16日
不登校生の選択肢~通信制高校編~
こんにちは! 家庭教師のトライ 名古屋校です。
少しずつ秋へと移り変わっていく季節になりましたね。
秋といえば色々な楽しみの多い季節。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…様々…ですが、
新学期が始まり、季節の変わり目に差し掛かるこの時期は、
様々な悩みを抱えて不登校に陥ってしまう生徒が多くなる時期でもあります。
クラスに馴染めない、長く体調を崩してしまったなど、理由はさまざま。
そんな中でも、将来を考えて高校卒業はしたい、
大学進学をあきらめたくない…と考えている方もいると思います。
そんな方々にもぜひ一度提案したいのが、通信制高校への進学・転入です。
【通信制高校のメリット】
- 毎日登校する必要がない!
全日制高校と通信制高校との一番大きな違いは、「毎日登校する必要がない」ことです。
通信制では、自宅で教科書や映像授業を活用し、
レポート課題やテストを行うことによって単位を取得する形となるため、
様々な事情で外に出るのが難しい…という方でも卒業することが可能です。
しかし、学校に行く機会がゼロという訳ではありません。
年や月に数回、学校ごとに定められた日数で「スクーリング」と呼ばれる登校日が設定されており、
全日制と同じように授業を受けることも可能です。
急に毎日学校に通わないといけない、といったことは無いため、
自分に合ったリズムで高校生活を送ることができます。
- 自分の時間を活用できる
上記のレポート課題などは自分の都合の良いスケジュールで学習することができます。
部活動や行事への参加も任意のため、
アルバイトや自分の趣味、また自身のやりたい学習など有効に時間を活用できます。
- 学校ごとの特色がさまざま
近年の通信制高校は、学校によって多種多様なカリキュラムを設けています。
通常のコースに加え、大学進学を目的としたコースからアニメ・漫画関係の学習ができるコース、
ITや話題のeスポーツ専門のコースまで、
一人一人が興味のある分野の能力を身に付けられるよう
ニーズに合ったサポートが受けられる環境が用意されています。
【通信制高校のデメリット】
・大学進学へは強い意志が必要
通信制高校と聞くと、どうしても「大学進学できるのかな…」と心配になる方も多いかもしれません。
平成30年度の文科省のデータを参照すると、全日制高校からの大学進学率が約50%なのに対し、
通信制の進学率は約18%となります。
進学への考えに対して周囲と足並みが合わないという悩みをいただくこともあります。
・退学率の高さ
進学率の低さの理由でもありますが、全日制高校の退学率が1.4%に対して、
通信制では7%以上の生徒が退学してしまいます。
原因としては一人きりの学習で単位の取得が難しくなってしまうことや、
モチベーションが維持できないことなどがあります。
上記デメリットについて心配だな…と思われる方もいると思います。
そんなデメリットを補うために、
通信制高校の「サポート校」と呼ばれる学校が存在します!
【サポート校とは?】
サポート校とは、通信制高校に通う生徒に対して、単位取得のために必要な勉強の補助や、
大学進学のための受験勉強指導、精神面の支援など
通信制高校だけではカバーできない面のサポートを行う学校です。
学校のサポートをする「塾」や「予備校」に近いものなので、
サポート校に通うだけでは高卒資格を得ることはできません。
提携している通信制高校に平行して入学し、レポート課題やテストで別に単位を取る必要があります。
様々な種類のサポート学校があることが大きな特徴で、
大学進学に特化した学校、専門分野に特化した学校など、
通信制高校以上に進路に合った細やかなサポートが受けられます。
また、サポート校へ登校することによって同じ環境の仲間と触れ合う機会もあり、
また独自の部活動や課外学習なども行っています。
通信制高校と+αで学費が掛かる形になりますが、
将来や現状の自分に対してより手厚いサポートを受けたい!という方にはおすすめです。
【トライ式高等学院とは…?】
トライグループが運営するサポート校である「トライ式高等学院」では、
「家庭教師のトライ」で培ってきたマンツーマン指導のノウハウを活かし、
無理のない学習カリキュラムをオーダーメイドで作成、
不登校解決から高校卒業、大学進学・就職など進路実現まで導き、社会を生き抜く力を育みます。
愛知県内では名駅前、千種、金山、知立、豊橋、豊田に拠点があります!
不登校や行き渋りなどで悩まれている方も、ぜひ一度見学にいらしてくださいね!
お子様一人一人が無理なく学習できるよう、現状にあった学校選びをお手伝いいたします。
ご不安点はぜひトライの教育プランナーにご相談ください!