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2011年10月

愛知県公立高校入試の傾向と対策、今回は国語の論理的文章についてです。

 

① 大問1か2で、毎年必ず出題される。H23年度はB日程のみだった。
 
② 読解力・表現力(=要約力)・語彙力が試される問題が出題されている。
  接続詞、言葉の意味を問われる問題、抜き出し問題もよく出される。
  要約問題も、A日程・B日程ともに毎年1問必出。逆に、指示語に関する問題は、H20年以降出題なし。
 
③ 大問1問・小問6問→約6点 <記号選択・抜き出し・要約問題>
  記述問題中、1問は50~80字程度の要約問題。書き出しの語句が与えられ、それに続けて指定の語句を
  使い、要約する問題。要約問題以外は、記号選択式問題と本文からの抜き出し問題。
 
④ 普段から教科書以外の文章を意識して読み、読解力を身につけておくことが必要。
  また、文章の論理展開を押さえ、筆者の言いたいことを要約するつもりで読み進めていくとよい。
 
  要約問題は、上位校を狙う受験生にとっては、合否を分ける1問となり得る。普段から文章を指定字数に要約
  できる練習をしておくこと。また、「○字以内で抜き出せ」など、設問で指定される条件を見落とさないようにも
  注意する。短めの作文を書くのも要約力向上につながる。
 
<論理的文章・読解のポイント>
1.単なる答え合わせではなく、解説をじっくり読み、「どうして、この答えになるのか?」という解答への道筋を
  確認する。
 
2.本文の中に、必ず答えや答えの元となるヒントが書かれている。問いに対して、自分なりの答えを本文中
  から探し、ここかな?と目星をつけた部分にしるしをつける。なんとなく感覚で解くのではなく、「本文のこの
  部分にこう書かれているから答えはコレ」というように解答の根拠となる部分を見つけ出す訓練を普段から
  しておくこと。
 
3.読解力・要約力・語彙力の中で、比較的早く身につけられるのは語彙力。国語辞典を準備し、本文中の
  分からない言葉は必ず調べるようにする。その際、調べた言葉の同意語や反意語も確認しておくと、
  より多くの語彙を覚えることができる。
 
4.設問文をよく読むと、答えを導き出すためのヒントが書かれていることが多い。設問自体にヒントが隠されている
  ということを頭において、設問中のヒントに気づくこと。
 
5.「結局」「つまり」「要するに」などの言葉の後を念入りに読むと、筆者の主張したいことが書かれている。
 
6.傍線部についての答えを求められている場合、傍線部の直前・直後か傍線部を含む段落全体をじっくり読むと、
  答えが見つかりやすい。
 
7.設問部分を軸にして、本文を読み進めていくと、必ず答えにたどりつける。
 
8.理由問題は、「~ので・~から・~ため」に注目して答える。
 
9.抜き出し問題は、本文中のキーワードやキーセンテンスにしるしをつけておくと解きやすい。

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