2011年6月30日
佐賀県 紙幣番号の「場合の数」を考える
千円券、五千円券、一万円券の3種類の紙幣が、7月19日から発行されるものから紙幣番号の印字が黒色から褐色に変更されます。紙幣番号は、アルファベットと算用数字の8桁または9桁の組み合わせとなっていますが、この組み合わせが5月で全部使い切ってしまったのが理由です。
番号は、冒頭がアルファベット1文字または2文字で、6桁の数字が続き、末尾がアルファベット1文字です。
アルファベットのうち、「I(アイ)」と「O(オー)」は数字の「1(イチ)」、「0(ゼロ)」とまぎらわしいため使われていません。
なので、アルファベットは24文字、数字は「000001」から「900000」までしか使用されません。
ここで問題です! 紙幣の番号は、何通りあるでしょうか?
・・・小6で習う「場合の数」を 思い出してください。
答)
記号と番号の組み合わせは、
(24文字×900,000通り×24文字) + (24文字×24文字×900,000通り×24文字) = 129億6,000万通り
となります。生活のなかのいろいろなものに目を向けてみてください。算数は、とても身近なものです。