教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



卒業シーズンに入ってきて、だいぶ群馬も暖かくなってきました。

来年度から学習指導要領改訂で、中学生の教科書が大幅に変わります。

今回はその変更点についてお伝えできればと思います。

 

①教科書のページが約1.5倍に!

教科書の内容が大幅に増え、教科によって差異はありますが、平均して47%増加します。

 

②問題数が約1.8倍に!

ページ数の増加に伴って、教科書内の練習問題が大幅に増えます。

例えば数学では、ある教科書の練習問題が現行では2427問に対して、改訂版では3273問と

846問も増えます。教科書の中には別冊で問題集が付属する教科書もあります。

 

③問題が難化!

数学等では入試問題の発展問題レベルの問題が、

数多く教科書に盛り込まれるようになりました。

また、高校の英語教育強化に合わせて、英語で学習する単語も

900語から1200語に増えるなど、覚えなければいけない内容が増えました。

 

④授業数が増加!

内容が増えるため授業数も増えることとなります。

学年と教科によって差異はありますが、1.1~1.3倍ほど授業数が増えることとなりました。

ただ土曜授業が復活するわけではないので、増やせる授業数には限度があり、

この授業時間数増加では、教科書の内容をすべて網羅するのは時間的に厳しいかと思います。

 

⑤教科書が授業で終わらない可能性がある!

上記のように内容が大幅に増えたため、新学習指導要領では、

授業で扱わない内容があっても良いようになりました。

ただ、今までどこの学校でも、基本的に教科書は全て終わらせることになっていたため、

学校によって教科書の進みが違うということが今後出てくることになるでしょう。

 

⑤入試が難化!

上記をすべて踏まえると、入試の範囲も内容も増えることが予想されます。

現在は学習内容の移行期間中なので、急にすべてが変わるわけではありませんが、

4月を機に、大幅に学習内容が変わることには変わりはありませんので、

上記を踏まえて、きちんと入試を意識した学習計画が必要となります。

 

特に⑤の部分で、学校によって学習内容の進捗が違う可能性があり、

学校の定期テストで点が取れていても、入試の内容まで学校の授業が踏み込んでいるかは

わからないので、別途、校外模試を受けて、入試に対する能力を

各自で確認する必要性があるでしょう。

 

家庭教師では入試に向けて、模試の提供や、お子様のペースに合わせた指導ができますので、

もし新しい学習指導要領改訂でご不安があれば是非ご相談頂ければと思います。

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