2011年5月19日
愛知県 わかったつもり症候群
1年ぶりに愛知に戻って参りました。三河地区担当の山中と申します。
心機一転!愛知県の学力向上のため、家庭教師を通じて皆様のお手伝いをして参ります。よろしくお願いします。
さて愛知に赴任して2週間が経ちました、何人かのお子様と面談をさせていただき、今後の学習計画を立ててまいりました。その中で特に気になったのが、豊田市にお住まいの中学3年生のお子様のご相談です。
「勉強しているのに成績が目標に届かない」
という内容です。もったいないですね。
これには以下の3つの原因があります。
①勉強のやり方が効率的でない
②理解が不十分なまま反復している
③わかったつもりになっている
上記の問題点で、一番解決に時間が掛かるのは・・・
「③わかったつもりになっている」です。
これはお子様一人では解決するのは非常に難しい問題です。
一流のプロ野球選手にもトレーニングコーチがついています。スランプに陥った時、的確な分析で間違いを見つけ出し、修正をかけます。それは試合中では無く、普段の練習の中で行います。
同じように「わかったつもり」を発見し解決するのは模試やテストではありません。普段の学習の中にあります。
「いつも方程式でケアレスミスがある」と思っている親御様、「この問題はどうやって解いたの?」と質問を投げかけてみてください。きっと計算の途中式が抜けていたり、( )の外し方が間違っていたり・・・
答えはあっていても、解答までのプロセスが正確でなければミスが起こります。
「わかったつもり」を解決し「充分に理解」した上で、正しい「勉強のやり方」を身につけましょう。