引き続き、名古屋大学の対策【文系】についてです。
時期ごとにやっておくべき学習を細かく記載していきます。
現実には、個々人の学力到達状況や学習状況によって計画は異なり、
理想的なテキストも、やり方を一つ間違えると成果が出ないこともあります。
上記を踏まえた上で、一つの参考としてご参照ください。
≪日本史≫
文学部では個別試験で社会が必須、情報文化学部社会システム情報学科では
文学部では個別試験で社会が必須、情報文化学部社会システム情報学科では
数学の代わりに社会を選択できます。
○個別試験の出題傾向
大問2題、小問19題 ※昨年度までは大問3題 (90分)
語句記述4題・論述15題(平成24年度入試)
大問2題、小問19題 ※昨年度までは大問3題 (90分)
語句記述4題・論述15題(平成24年度入試)
分野に偏りはなく、テーマ別に出題される。時事を絡めたテーマになることもある。
70字程度の論述がほとんどで、総論述字数は1000~1300字程度。時間の割に分量が多い。
難易度は標準~やや難で、教科書レベルの知識で十分対応はできる。
論述内容は、事項・特徴・過程の説明を求めるものを中心に、比較説明、背景・原因や結果についての論述、意義を論じるものなども必ず出題される。史料や文献を扱った問題も頻出。
70字程度の論述がほとんどで、総論述字数は1000~1300字程度。時間の割に分量が多い。
難易度は標準~やや難で、教科書レベルの知識で十分対応はできる。
論述内容は、事項・特徴・過程の説明を求めるものを中心に、比較説明、背景・原因や結果についての論述、意義を論じるものなども必ず出題される。史料や文献を扱った問題も頻出。
◎年間学習の例
【6月~8月】基本事項習得期
「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」を用いて一通りの知識を入れます。
前日に読んだところの読み直しを行ってから日々新しい内容を読み進めてください。
上記のやり方で2~3周読み込みます。
1回目が読み終わったあたりから、センター過去問を週1回1回分のペースで実施していきます。
前日に読んだところの読み直しを行ってから日々新しい内容を読み進めてください。
上記のやり方で2~3周読み込みます。
1回目が読み終わったあたりから、センター過去問を週1回1回分のペースで実施していきます。
※使用テキスト※
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 原始・古代史、中世・近世史、近現代史、文化史
センター試験過去問
【9月~11月】センター試験・個別試験対策問題演習期
センター試験および個別試験の論述問題に対応できるよう演習を進めます。
センター過去問は、1週間に1回分ずつ解き進めます。
論述は、「“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ」を用いて行ってください。
必要に応じて「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」に戻るようにしてください。
センター過去問は、1週間に1回分ずつ解き進めます。
論述は、「“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ」を用いて行ってください。
必要に応じて「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」に戻るようにしてください。
※使用テキスト※
センター試験過去問 / “考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ
【12~1月】センター直前確認期
センター試験過去問を全てやりきったら、センター試験の予想問題を解いて下さい。
河合塾・Z会・駿台・代ゼミなどから出ていますので、1週間に2回分のペースで解き進めます。
また、これまでに解いたセンター過去問・センター模試・センター予想問題で間違えた問題を
河合塾・Z会・駿台・代ゼミなどから出ていますので、1週間に2回分のペースで解き進めます。
また、これまでに解いたセンター過去問・センター模試・センター予想問題で間違えた問題を
再度解き直しておきましょう。
※使用テキスト※
センター試験過去問 / センター試験予想問題集
【2月】個別試験直前対策期
センター試験後からは、過去問演習を行います。
過去問は、できるだけ年度をさかのぼって数多く解いておきましょう。
過去問は、できるだけ年度をさかのぼって数多く解いておきましょう。
※使用テキスト※
名大過去問
≪世界史≫
文学部では個別試験で社会が必須、情報文化学部社会システム情報学科では
文学部では個別試験で社会が必須、情報文化学部社会システム情報学科では
数学の代わりに社会を選択できます。
○個別試験の出題傾向
大問4題、小問27題 (90分)
語句記述16題・論述11題(平成24年度入試)
大問4題、小問27題 (90分)
語句記述16題・論述11題(平成24年度入試)
古代~中世ヨーロッパ、中国、東南アジア、現代史が頻出。
内容や背景に関しての論述(100字前後)が多い。大問の一つは参考語句を用いての
内容や背景に関しての論述(100字前後)が多い。大問の一つは参考語句を用いての
400字以内の論述であった。一部に難問が見られるが、基本的には教科書や用語集で対応できる。
背景知識も含めて丁寧に流れを理解をしておくことと、論述対策が必須。
◎年間学習の例
【6月~8月】基本事項習得期
ナビゲーター世界史B①~④を用いて一通りの知識を入れます。1日2章ずつ、
前日に読んだところの読み直しをした上で毎日新しく2章を読み進める。
別冊ポイント・チェックで理解度のチェックをしながら進めてください。
2回目は1日3章、3回目は1日6章で読み進めてください。また、地図や資料が少ないため
2回目は1日3章、3回目は1日6章で読み進めてください。また、地図や資料が少ないため
必ず資料集などを横に置いて読み進めてください。
1回目読み終わったら、センター過去問を週1回1回分のペースで実施していきます。
1回目読み終わったら、センター過去問を週1回1回分のペースで実施していきます。
※使用テキスト※
ナビゲーター世界史B①~④ / センター試験過去問
【9月~11月】センター試験・個別試験対策問題演習期
センター試験および個別試験の記述問題にも対応できるよう演習を進めます。
センター過去問は、1週間に1回分ずつ解き進めます。
論述対策は、「大学入試 世界史B論述問題が面白いほど解ける本」を用いて行ってください。
必要に応じてナビゲーター世界史Bに戻るようにしてください。
センター過去問は、1週間に1回分ずつ解き進めます。
論述対策は、「大学入試 世界史B論述問題が面白いほど解ける本」を用いて行ってください。
必要に応じてナビゲーター世界史Bに戻るようにしてください。
※使用テキスト※
センター試験過去問 / 大学入試 世界史B論述問題が面白いほど解ける本
【12~1月】センター直前確認期
過去問を全てやりきったら、センター試験の予想問題を解いて下さい。
河合塾・Z会・駿台・代ゼミなどから出ていますので、1週間に2回分のペースで
河合塾・Z会・駿台・代ゼミなどから出ていますので、1週間に2回分のペースで
できるところまで解き進めます。
また、これまでに解いたセンター過去問・センター模試・センター予想問題で間違えた問題を
また、これまでに解いたセンター過去問・センター模試・センター予想問題で間違えた問題を
再度解き直しておきましょう。
※使用テキスト※
センター試験過去問 / センター試験予想問題集
【2月】個別試験直前対策期
センター試験後からは、過去問演習を行います。
過去問は、できるだけ年度をさかのぼって数多く解いておきましょう。
知識の漏れがないように、ナビゲーター世界史の別冊ポイント・チェックにて
過去問は、できるだけ年度をさかのぼって数多く解いておきましょう。
知識の漏れがないように、ナビゲーター世界史の別冊ポイント・チェックにて
知識のチェックをしておきましょう。
※使用テキスト※
名大過去問
≪小論文≫
法学部の個別試験では小論文が必須です。
法学部の個別試験では小論文が必須です。
○個別試験の出題傾向
大問1題、小問3題 (90分)
内容説明2題(200字程度)、意見論述1題(700~800字)(平成24年度入試)
大問1題、小問3題 (90分)
内容説明2題(200字程度)、意見論述1題(700~800字)(平成24年度入試)
○設問内容
法学部の学問内容を扱ったもので、現代社会における具体的なテーマもしくはデモクラシー論など
抽象的思想を扱うものがある。学術的・法的論点を正しく読み取り意見を提示する力が求められている。
学校の現代社会の授業で習う程度の法的知識・思想知識は得ておく必要がある。
また、日常から新聞を読むなどして、現在社会で起きていることに対して自分なりの考えを持って
おくことが必要。考察に深みと幅を持たせるため、月1回は社会科学系の新書を読んでおきたい。
また、小論文の技術的な学習については「まるごと図解 面白いほど点がとれる!小論文」などを
用いての学習が有効。月1回は名大もしくは同じようなテーマを扱う他大の過去問を解き、
添削をしてもらってください。