2012年7月8日
愛知県 夏期講習の選び方・活用の仕方(中学生)
今回は中学生の方々向けに夏の夏期講習の選び方と活用方法についてお伝えできればと思います。
夏期講習と一言で言っても
・集団塾(小人数塾含む)の夏期講習
・家庭教師の夏期講習
の2つに大きく分けられると思います。
それぞれのメリットとデメリットについてお伝えします。
【集団塾の夏期講習】
メリット
・広く復習ができる
⇒一般的に、塾の夏期講習は日程と時間がたくさんあるので、1学期や前年度までの復習が幅広くできます。
・周りも頑張っている環境に身を置ける
⇒夏休みの間は学校がお休みの分、勉強しなければならないという感覚が薄くなるので、周りも頑張っている環境に身に置くことによって、夏休み中も一定の危機感を持つことができます。
・勉強の習慣をつけることができる
⇒家では勉強の習慣がなくても夏期講習に行っている間は勉強をせざるを得ないので、勉強をする習慣が作れます。
デメリット
・家で勉強する習慣がない場合、塾に行った日しか勉強しない
⇒普段家で勉強する習慣がない方だと、夏期講習で勉強するからいいや、と家で勉強をしなくなってしまい、せっかく塾で理解した内容を定着できない可能性があります。また夏期講習期間も短期集中型のところが多いので、夏期講習が終わった後は全く勉強しない方も多いです。
・自分に合った勉強ができない
⇒小人数指導であっても基本的に夏期講習は一律的な指導な指導となるので(目標校やお子様のレベルに合わせてクラス分けしているところもありますが)、自分が苦手な範囲を克服できると限りません。よって苦手範囲は自力で学習し、わからないところは自分から塾の教師等に質問をしに行かなければなりません。
【家庭教師の夏期講習】
メリット
・自分に合った勉強ができる
⇒マンツーマン指導なので、自分が苦手な部分を中心に学習ができ、また目標に合わせた学習もできます。またわからないところもその場で解決できるので、理解の効率も上げられます。
・夏休み期間中の学習の計画を立てられ、それに沿って実行できる
⇒家庭教師が来たときだけ勉強するのではなく、家庭教師がいない日にどのようなことを進めていくべきかも、マンツーマンの家庭教師であれば計画立案ができます。ですから、夏休みでも無駄なく勉強を進めることができます。
デメリット
・模試が受けられない(ただし、トライであれば全国模試の手配ができます)
大手の塾では夏休み期間模試を受けられるところが多く、夏休みの実力の確認ができますが、通常の家庭教師では模試は受けにくいです。ただしトライであれば全国模試の手配ができます。
・単価が高め
⇒仮に、塾の夏期講習と同じだけ日程を入れるとなると単価が高めな分、料金も高めになります。ただし、1対1の家庭教師であれば自分に必要な部分だけを効率的に学習することができるので、集団の夏期講習よりも少ない時間ですみます。
上記をまとめると
集団塾の夏期講習が合う方・・・
・周りが勉強している環境に身を置きたい方
・塾がなくても家で学習ができ、わからないところは自分から質問できる方
家庭教師の夏期講習が合う方・・・
・自分にあった学習がしたい方
・日々の学習の計画を立てたい方
というようになります。