教育プランナーブログ

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こんにちは。トライ愛知本部です。

 

学校の成績を上げるには!?

そのために何を変えればいいのか!?

 

現役の学校の先生にアンケートを取ったところ、全員の先生が

成績を上げるカギとして「ノートの取り方」を挙げました。

 

板書を写しているだけの脳はあまり働いていません。

脳の「ワーキングメモリー」は、短期的な記憶を保持して、作業をするのに一番かかわる場所。

ここを働かせることで記憶にも残りやすくなるのですが、板書を写しているだけでは、

手は動かしていても、頭はあまり使っていない状態なのです。

記憶に残るノートづくりをするためには、先生の話をどんどんメモしながら、

関連する情報を線や矢印で結んでいくことが大切です。

 

授業内容は「ストーリー」です。

最初は「導入」、次に「展開」、最後に「終末」。

板書は、そのストーリーのごく一部を書き出したもの。

歴史の授業で、年号や出来事だけ板書されていても、それがどういう経緯で起きたのか、

どんな意味を持つのかは先生の言葉で語られます。

板書と板書の間にあった話をノートに残さないとストーリーは完成しない。

つまり板書だけでは、後でいくら見直しても、授業内容を再現できないのです。

 

 

<授業を再現するノートを取る3ステップ>

 

【1】ノートは余裕をもって使う

ノートに板書をいっぱいいっぱい書くと、先生の話を書き込むスペースがなくなってしまいます。

ノートは1ページずつでなく見開きで使うのが基本。左に授業内容、右には自分の復習やプリントを貼る。

 

 

【2】先生の話をどんどん書く

授業内容を書く左ページは、わかりやすいように縦にラインを引き分割。

左に板書、右は先生の話をメモするスペースに。

ラインを引かなくても中心に板書を書き、その周りに先生の話を書き込むなど、

自分が見やすいオリジナルを考えるのもOK!

 

<メモを取るポイントは「接続詞>

先生の話を全てノートに書き切るのは無理。短く要点だけを書きとりたい。

注目するのは「接続詞」です。

授業はストーリー、すなわち文章読解と同じと考えると、

文章と文章、言葉と言葉をつなぐ接続詞が大切です。

 

★特に注目すべき接続詞

○「だから」「要するに」は結論。

○「なぜなら」は根拠。

○「つまり」「すなわち」は抽象化や言い換え。

○「しかし」「ところが」は逆説。

 

これらの接続詞の後に、メモすべき重要な内容がくることが多い。

接続詞を手掛かりに予測することで、要点を書き取ることが簡単になります。

あとは、マルや矢印を使って、書き出したものを関連付けます。

色を使う時は自分流のルールを決め、一目でわかるようにすれば

授業内容が再現できるノートに近づきます。

 

 

【3】ノートに自分の感情や疑問を書きこむ

○内容に賛同 → なるほど、すごい、納得!など

○内容に疑問を感じた → なぜ?、ほんとに?、ウソでしょ!など

○内容が理解できない → わからない!、後でチェック、など

 

自分なりの言葉なら、何でもOK!

自分の感情を書き込むことで脳の「ワーキングメモリー」も働き、授業を思い出しやすくなります。

授業が終わったら、まとめを自分の言葉で書くのも忘れずに。

これでノートを見返した時に、授業内容がより思い出しやすくなります。

よかったら一度試してみてください。

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