2015年10月29日
愛知県 公立高校入試の出題傾向
こんにちは!
内申点が決まる定期テストも直前ですが、模試になると点数が取れないので
入試当日点も心配・・・という受験生も多いのでは!?
受験も間近に迫る、愛知県の公立高校入試の傾向と対策についてご案内いたします。
■学力検査全般について
○100点満点ではなく各科目20点満点。難問も易問も1問あたり1点という、
ミスが許されない試験になっています。
○問題傾向が大きく変わらないため、過去の入試問題の傾向に合わせた対策が適切です。
○1教科平均12~13点/20点満点。つまり、得点率60%程度が平均となります。
○特に平均前後では1点で数百人順位が変わります。得点力を養い、
1点でも多く点数を積み上げられるかが勝負です。
記述問題、統計問題、資料問題など応用力が必要な問題対策をしておく必要があります。
■科目別対策
【英語】[大問4題の構成]
①聞き取り検査
⇒正誤問題、英問英答対策
②英作文(会話文完成)
⇒読解、補充英作文の演習対策
③長文読解(小問6)
⇒現在完了・分詞・受身・比較・基本文型の文法理解と本文要約のトレーニングを行う。
文法確認と読解演習に注力すべき。
④会話文読解(小問6)
⇒慣用表現の暗記、文の並べ替えなど類似問題演習を行う。
※長文の配点が高いため注意。
【数学】[A:大問4 B:大問3]
①計算問題
⇒式の計算・因数分解・平方根など計算対策
②関数
⇒変化の割合や面積までパターン別に演習量を確保すること。
グラフを書く問題は頻出かつ難題であるため繰り返し練習しておくこと。
③資料の活用
⇒確率の問題や度数分布とヒストグラムの演習を行う。
④図形
⇒証明問題と合わせて、平行線や円周角、三平方の定理のパターン演習が必須。
【国語】[計4:現2、漢字1、古典1]
①読解
⇒内容理解・文脈把握、心情理解などが中心のため読解力が必要。
普段からの読解演習を丁寧に実施する。
②記述
⇒段落の要因が出題される。80字・40字程度に要約する演習を繰り返す。
③漢字
⇒読み書き各2題、同音異議語・三字四字熟語。
④文法
⇒品詞の識別。
⑤古典
⇒歴史的かなづかい、現代語訳・主題・要旨を問う問題の実践演習を行う。
【理科】[計6:総2、物化生地 各1]
①生物
⇒植物分類、生殖と遺伝は必ず対策すること。
②化学
⇒密度問題、化学変化とイオンは要復習。
③物理
⇒頻出分野の電流、運動エネルギーを対策しよう。
④地学
⇒天体、天気、地層は対策が必須である。
⑤作図問題
⇒グラフ化の練習・光の進路・回路図を対策。
⑥計算問題
⇒オームの法則・圧力・速さ・湿度・仕事率、密度・電力・熱量・浮力は必修。
【社会】[計6:歴2、地2、公2]
①歴史
各時代の重要事項の暗記、資料・写真の見直しを行う。
②日本地理・世界地理
大問が各1題出題される。統計資料・地形図、世界地図を使用して用語の暗記を行うこと。
③公民
重要語句の暗記と統計資料の見直しを行う。
※すべての教科書を基に用語の暗記、資料の確認を行い、過去問題・類似問題の演習を繰り返す。
※融合問題も出題有。
上記記載内容を意識しながら受験勉強をしていただけたらと思います。
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