皆さんこんにちは。家庭教師のトライ愛知本部です。

前回、1年間の計画を立てる重要性や目的をお伝えいたしました。

今回は普段の勉強の仕方や生活に関する点から勉強の基本をお話していきます。

～予習・復習の仕方～

なぜ予習や復習をするのだろう、と考える人が多いと思います。

重要性を知ったうえで予習・復習を実践していきましょう。

①予習の仕方

＜予習とは学校で習う内容の先取り学習のこと＞

予習を行う目的は、学校の授業を理解しやすくすることです。

そのため予習に意味を持たせなければ授業の理解の助けにはなりにくいです。

・予習の際に最も注意すべきポイントは何がわからないのかを明確にすることです。

英語であればこの部分の訳し方がわからない、数学であれば公式の当てはめ方がわからないなど、

「わからない」を出来る限り明確にしておくことが非常に重要です。

気になるところやわからないと思った部分に印を付けましょう。

蛍光マーカーで線を引くのも良いと思います。

教科書が汚くなるのが嫌、という人はノートにメモをしておくと良いです。

その際はノートにスペースをあらかじめ作る、線を引いて分けておくなどしておきましょう。

そしてこの印をつけた部分やマーカーで線を引いた部分に注意して授業を受けましょう。

授業を聞く時にどこを聞けば良いかわからないという人でも、あらかじめ自分の聞きたいことを

明確にしておくと授業にも身が入りやすくなります。

②復習の仕方

＜復習とは既に習ったことをもう一度学習すること＞

復習には様々な目的があります。

わからなかったところをわかるような状態にもっていくこと、わかっているけど不安だから

より確実に理解できるようにすること、難易度の高い問題に取り組むために基礎を学び直すこと、

など人により様々です。

・復習の際に最も注意すべきポイントは復習の目的を決めることです

先ほどお話した通り、復習の目的は人により様々です。そのため目的を決めなければ

復習をせっかくしても力にならない可能性が高いということです。

まずわからなかった内容が何かを書き出しましょう。学校で習ったばかりであれば

ノートに書いてある内容や先生が話してくれた内容を思い出し、こちらも書き出しましょう。

復習を行う際は綺麗にまとめる必要はありませんので、広告の裏や要らない紙で十分です。

書き出したものの中で理解できていない単語や言い回しがあればそこに印を付けましょう。

科目により復習方法が異なるので例として英語と数学についてお伝えしていきます。

1.英語

単語や文法の復習をする際にはまず簡単な英作文をしましょう。

例えば「like」という単語であれば「I like soccer.」のように作文してみましょう。

難しい文章にする必要はありません、難しい単語であれば教科書や参考書の例文を用いて

復習をするのも一つの方法です。

また、文章を書くだけではなく、必ず日本語訳をすることを忘れないようにしましょう。

2.数学

数学でつまずく場合の多くは、解き方がわからないというものです。

まずは公式を本当に理解できているか確認しましょう。

そのため、その公式を用いた基本問題を2-3問解いてみましょう。

そして今度は、解いた問題の解説を考えて実際に書いてみましょう。

この時に注意すべきポイントは「簡潔に」ということです。

例えば、連立方程式であれば「文字が2種類あるので式を二つ作る必要がある」くらいで大丈夫です。

「学校でこう習ったから」という解き方をしていると丸暗記状態と同じですので、

数字が変わった時に解けないということが起きてしまいます。

新学年になり内容が難しくなっていきます。

「わからない」を放置していくと取り返しのつかないことになってしまいます。

1日でも早く行動に移すことが最も楽に解決できる方法です。

今回ご紹介した予習、復習に限らず、勉強に関するお悩みがあれば

気軽に愛知県の「地元トライさん」にご連絡ください。

この1年間を楽しく賢く過ごしていきましょう。