教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



愛知県の皆さん、こんにちは。家庭教師のトライ愛知本部です。

10月に入り、受験生の皆さんはそろそろ志望校を絞り出した頃かと思います。

愛知県内にある各私立中学校・高校では10月から学校説明会が開催される学校が多くなります。

いくつかの学校では受験生の皆さんより一足お先に塾向けの入試説明会が開かれており、

トライさんも各学校へと足を運んでおります。

そこで今月の教育プランナーブログでは入試説明会に参加した私立中学校・高校について、

学校紹介とともに平成30年度(2018年度)入試の最新情報を皆さんにいち早くお伝えしていきます。

第1回目は「愛知工業大学附属中学校・愛知工業大学名電高等学校」を取り上げます。

●愛工大名電とは?




愛知工業大学附属中学校・愛知工業大学名電高校は名古屋市千種区にある

男女共学の私立中学・高校です。

平成24年に創立100周年を迎えた歴史ある学校で、現在は

中学・高校合わせて約2200名の生徒が在籍しています。

スポーツの強豪校としても知られ、イチローが卒業した高校としても有名です。

平成30年より中学校の校名が「愛知工業大学名電中学校」に変わります。

●愛知工業大学附属中学校について

平成14年から男女共学となり、現在は中1~高3年生まで男子581名、女子74名が在籍しています。

中高6年間の中では4年生(高校1年生)より進学コースと特進コースに分かれ、

それぞれの進路に向けて勉強を行います。

特進コースは名大、名工大をはじめ全国の国公立大学や早稲田や上智といった有名私立大学、

また医学部医学科の合格実績を出しています。進学コースでも静岡大学など国公立大学への合格実績があり、

学年全体では平成28年度卒業生のうち国公立大学の合格者は18名、

私立大学の合格者は述べ141名となりました。

●愛工大附属中学校の入試は?

愛工大附属中学校の入試は以下の4パターンがあります。

奨学生A 国・算・理・社 4教科受験

奨学生B 国・算・理OR社 3教科受験 集団面接あり

第1回一般 国・算・理・社 4教科受験

第2回一般 国・算 2教科受験 集団面接あり

奨学生AおよびB入試はいずれも平成29年1月21日(土)となります。

第1回一般入試は翌日の平成29年1月22日(日)となります。

第2回一般入試は平成29年2月11日(土)となります。

受験パターンとして、奨学生A+一般入試の組み合わせか、あるいは奨学生B+一般入試の組み合わせが可能です。

奨学生A+一般入試を受験した場合、各教科で高い方の点数がその教科の得点となる特徴を持っています。

奨学生Bの場合は出願時に「自己申告書」として自分の特技や持っている資格などを記入して提出します。

☆愛工大附属中学校を第1志望にする方は奨学生A+一般入試の組み合わせが良いでしょう!

●入試の傾向と対策

愛工大附属中学校入試ではまず基礎学力をしっかり身につけることが大切です。

国語は誤字・脱字は不正解とされます。漢字についてもしっかり「とめ、はね、はらい」を

はっきり丁寧に書くようにしましょう。文章問題については自分の言葉で文章をまとめる力を養うことも大切です。

算数は最後の問題にいくにしたがって応用問題が出されますが、まずは大問1,2の計算問題を

全問正解できるようにしましょう。

☆45%前後が合否のボーダーライン

過去問題で50点をコンスタントにとれるようにすることが合格のカギです。

その他、詳しい傾向と対策はトライまでお問合せください。

●愛知工業大学名電高校について

平成4年に普通科が男女共学となり、現在は普通科(特進・選抜コース、普通コース、スポーツコース)、

科学技術科、情報化学科の3つの学科があります。

普通科においては年々女子生徒の数も増えており、今年度の高1普通科では女子生徒が男子生徒の数を上回りました。

また愛工大名電高校というと理系のイメージが強い学校ですが、

文系大学の合格実績もたくさんありますので理系が苦手な人でも大丈夫。

指定校推薦は地元大学だけでなく、関東や関西にも幅広い大学で指定校推薦枠を持っています。

科学技術科・情報化学科では進学率90.2%とほとんどの生徒が大学へ進学していることがわかります。

高大7ヵ年教育とし、系列校である愛知工業大学へ進学する生徒が多いですが、

ここ近年は国公立大学にチャレンジする生徒も増えており、

2017年は徳島大学や山梨大学、豊橋技術科学大学などの合格実績が出ています。

●愛工大名電高校の入試は?

愛工大名電高校の入試は推薦入試と一般入試があります。

☆平成30年度入試より推薦入試にて英語のリスニングが実施されることになりました

☆普通コースから科学技術科へのスライド判定はなしとなりました

(特進コース⇒普通コース、情報科学コース⇒科学技術コースへのスライド判定は従来どおり実施されます)

推薦入試 国・数・英 個人面接あり

一般入試 国・数・英・理・社

推薦入試は平成30年2月1日(木)

一般入試は平成30年2月7日(水)

●入試の傾向と対策過去問題

過去問対策をしっかり行いましょう。

当日の筆記試験で、特進・選抜コースは70%、普通コースは65%、科学技術科は55%、情報化学科は60%以上

できれば合格の可能性が高くなります。

一般入試では内申点も加味されます。中学校の定期テストもしっかり点数をとり、内申点を上げることも忘れずに。

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