2022年6月13日
「併設型中高一貫教育制度の導入」について
生徒の探究心に応える「深い学び」を通して、一人ひとりの個性や能力を引き出し最大限に伸ばしていくことを目的に、中高一貫教育制度が議論され導入に向けて準備が進んでいます。
現在愛知県で「第一次導入候補校」とされているのが以下の4校です。
【愛知県の中高一貫教育導入のねらい】
ⅰ)新しい時代のイノベーションを創出する人材の育成
ⅱ)知るを楽しみ、自らを高めていく
ⅲ)豊かな人間性と社会性の育成(ダイバーシティとSDGsの尊重)
全国の41 都道府県の公立学校で中高一貫教育が導入されている中で愛知県は公立の中高一貫校はありませんでした。
それが2022年4月から検討委員会と部会が設置されて準備が進められていきます。
今後展開があり次第情報を展開していきます。
併せて「第一次導入候補校」の紹介をしていきます。
愛知県立明和高等学校
明和高校の特色ある取り組み→『SSH(Super Science High school)』
SSH(Super Science High school)とは
先進的な科学技術、理科・数学教育を通して生徒の科学的能力や科学的思考力等を培い、将来の国際的な科学技術関係人材を育成するために、文部科学省は先進的な理数系教育を実施する高等学校等を「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」として指定しています。
SSH(Super Science High school)としての明和高校の取り組み
〇第Ⅰ期:平成23年度~27年度
「科学の方法論」の習得
実現するために、「論理的思考力」(Logical Thinking)と「創造的発想力」(Creative Thinking)の育成を教育活動の中心と設定。
〇第Ⅱ期:平成29年度~33年度
探究心の質的向上を目指すための「課題研究」
第Ⅰ期の成果を、より広く、より深く発展させるため、カリキュラムの中心に課題研究を据えた事業として「明和スーパーサイエンスプラン(MSSP)」を実施。
〇第Ⅲ期:令和4年度~8年度
第Ⅲ期では、研究開発課題を「「都市型SSH×学際共創×教育DX」で創るMeiwa Compass」とし、将来、グローバル社会のリーダーとなる科学技術人材の育成。
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