教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ 名古屋校です!

大学入試本番まであと数ヶ月!受験生の皆さんは志望校合格に向けて追い込みの時期に差し掛かっている頃ですね。

一方で高校1、2年生の皆さんは、そんな先輩達の姿を遠い未来の姿かのように捉えていませんか?

大学受験へのスタートは、すでに切られていると言っても過言ではありません!特に推薦入試を狙う人にとっては1、2年の成績や学校生活が直に影響してくるため、日常的に将来を意識することが合格への第一歩となります。

そして、今の時点でぜひ知っていただきたいのが、「総合型選抜」という入試方式です。2020年度までAO入試と呼ばれていた形式ですが、名前が変わっただけではなく細かな点が変更・追加されています。実際にどのような入試方式なのでしょうか??

    

【総合型選抜とは】

総合型選抜とは、通常の一般入試や推薦入試と異なるもう一つの形式です。AO入試と同様に多くの私立大学で実施されており、一部の国公立大学でも設けられています。

学校ごとに志望理由書などの

・書類選考での1次試験

・面接・小論文・科目試験などの2次試験

の組み合わせで構成されており、それぞれの実施科目に学校・学部ごとの特色が表れることが大きな特徴です。書類選考や面接では、受験生自身の今までの実績や活動内容などに加え、学校が求める生徒像として定められた

「アドミッション・ポリシー」に則った志望理由やアピールが必要

となります。

また、小論文やプレゼンテーション、大学入学共通テストの成績などを使った学力を測定する科目、一部の専門的な学部では資格・検定試験の結果や専門内容に沿った試験も実施しています。どの科目で試験を実施するかは学校ごとにそれぞれ異なるため、志望校の入試要項をしっかり確認しなければいけません。

    

【一般・推薦入試との違い】

一般入試・推薦入試と総合型選抜で大きく異なる点の一つは入試スケジュールです。

一般入試が年明けの1~3月、推薦(指定校推薦)入試が11月~12月にかけて実施される学校が多いのに対し、総合型選抜は主に9月頃に出願が始まり、11月頃に最終結果が発表される学校が多くなっています。また指定校推薦と異なり学校側からの推薦は必要無く、自分が受けたい学校を自由に選択することが可能です。

※専願になっている際、合格した場合は時期がずれていても一般・推薦と併願できない点に注意!

    

【総合型選抜のポイント】

総合型選抜では、試験を通じて純粋な学力だけではなく受験生自身の人間性や実績、適正など多角的な評価を基に合否が判断されます。評価の基準は先述のように「学校の求める理想の学生像」に合致するかどうかであり、志望理由書に書けるような学校生活での実績や経験を積むだけではなく、学校のアドミッション・ポリシーや専門分野を研究し、自分が学校の理想像に適した人間であることをアピールできる能力が必要になります。
また、やはり現状の成績も重要なポイントの一つです。出願条件として一定以上の評定を定めている学校も存在するため、必ずしも試験で直接求められる訳ではありませんが、今のうちに普段の勉強もしっかり取り組んでいくことも大事な対策になります。

学力については日々努力している方は多いと思いますが

自分の考えや将来・やりたいことについて、きちんと説明できる力」を身に着けることが必要な試験方式でもあります。

トライでは受け身型の授業だけではなく「ダイアログ指導」による生徒側から発信する授業を通じてアピールできる力を鍛える授業を提案しています。
総合型選抜に比べ学校の特色が出やすい形式の試験ですが、自分には縁がない・・・と諦めずにぜひ一度検討してみましょう。志望校合格のために少しでも道を広げられるきっかけになるかもしれません。

家庭教師でなくても、周りの大人や友人に、普段の思考を伝達する練習をしてみてください!

うまくいかない場合はぜひトライへご相談くださいね!

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