2016年11月4日
佐賀県 公立高校入試出題傾向(英語・数学)
前回から大学受験の話がメインでしたが、
今回から二回にわたり、県立高校入試についてお話していきます。
まずはみなさん志望校決まりましたか?
多くの方が「うん」と答えるのではないのでしょうか。
佐賀県の中学校は11月末に三者面談があり、
そこで最終決定を先生とともに下すことになるかと思います。
「僕はがんばって佐賀西にいくんだ!毎日6時間以上勉強するぞ!」
「私は唐津商業めざします!過去問たくさん解きます!」
といった決意表明を私は何人からもきいてきました。
しかし、この残された時間が少ない今、がむしゃらな勉強は逆に危険です。
入試傾向に沿った勉強をしていき、短期間で対策をすることが必要なのです。
そのため今回から二回にわたり、佐賀県の入試傾向を簡単に紹介していきます。
今回は【数学・英語】です。
【数学】
出題形式は毎年ほとんど変わっておらず、
「小問集合」、「確率と度数分布表」、「連立方程式の文章題」、「一次関数の図形融合問題」、
「証明を含む平面図形」が頻出。大問各大問10点ずつの配点なので、
一つの単元に偏らず、バランス良く学習する必要がある。
過去問で出題形式に慣れましょう。
追加問題の図形総合と確率は難易度が高めなので、
上位校を志望する生徒にとっては合否を分ける分野になります。
教科書レベルの徹底理解と、応用問題演習の積み重ねが大切です。
【英語】
大問1がリスニング、大問2に英作文つきの読解問題があり、大問3~5は長文読解である。
昨年の英作文は、イラストに当てはまる会話文を書かせる問題であった。
過去問を何度も解いて、出題形式に慣れておこう。
試験時間50分のうち、リスニングが10分あるので、40分で残りの長文と英作文を解くスピードが必要。
設問で問われている内容を本文中から素早く把握する訓練は必須。
まずは短めの文章から練習し、解くコツを身につけましょう。