2019年7月3日
佐賀県 佐賀県立高校入試が変わる!?〜県立入試システムの紹介〜
みなさんこんにちは。
今日のブログでは、佐賀県の県立高校入試についてお話をしていきます
2020年4月~高校に入学する生徒、つまり現在の中学3年生から
入試の制度が変わります!
大きく変わった点としては、これまで特色選抜と呼んでいた試験が
なくなることです。
特色選抜B方式であった枠は、今回から「特別選抜」という名前に変わります。
特別選抜では、競技実績、教育課程に基づく募集枠に加え、
新たに高校の運動部の競技種目や文化部を対象に、
学校希望に基づく募集枠がつくられます。
特別選抜で見られる評価は以下の5点です。
①学力検査
国語、数学、英語の3教科
②実技検査
競技種目や分野に関係する実技検査
または、実績評価表
③実績評価表
④面接
⑤調査書
このうち、①~③を合わせた評価の割合が全体の評価のうちの50%以上となります。
続きまして、一般選抜についてです。
これまで特色選抜A方式と呼ばれていた試験も「一般選抜」に統合されます。
二次募集が行われない限り「一般選抜」のチャンスは一度きりとなります。
一般選抜は以下の4点から評価されます。
①学力検査
国語、社会、数学、理科、英語の5教科:250点満点
②実技検査
芸術科目を重視する学科のみ実施
③面接
④調査書
上記の成績を2つの異なる選考方法によって選考し、合格者が決定されます。
2つの異なる選考方法の概要は、
選考Ⅰ:学力検査の評価の割合が50~70%であり、面接と調査書の評価の割合が高い。
募集人員は募集定員の10~30%の範囲で定める。
選考Ⅱ:学力検査の評価の割合が70%程度。
となっています。
1回の受験で、選考Ⅰと選考Ⅱという配点を変えた2回の選考が行われることが特徴です。
例えば、募集定員が200人である学校の選考の流れを考えてみます。
(この学校の場合、選考Ⅰの募集人員は募集定員の30%としたため、60人でした。)
①すべての受験生を対象に選考Ⅰによって、60人の合格者が決まる
➁選考Ⅰで選ばれなかった受験生を対象に選考Ⅱによって、140人の合格者が決まる
このように2段階で選抜がおこなわれます。
選考Ⅰ、Ⅱの配点や選考Ⅰの募集人員は学校ごとに定めることになっており、
実施要項で発表されるのでチェックするようにしてください!
学力検査だけでなく、中学校での活動についてもきちんと評価していくために
すべての受験生に対して2つの異なる方法で選抜が行われます。
しかも、通知表は中1から評価の対象となります!
学力検査の対策はもちろん、その他の様々な活動や成果も残せるように
学校生活を充実したものにしてくださいね!
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