教育プランナーブログ

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愛知県公立高校入試の傾向と対策、今回は古文・漢文についてです。

 

① 大問4で、毎年必ず出題される。H23年度は、Aグループで古文、Bグループで漢文が出題
  された。過去5年間(H19~23年)において、古文は毎年出題。漢文は、H22年を除き、A日程かB日程
  のどちらかで出されている。
 
② 古文・漢文ともに必ず現代語訳がついているので、難易度は他県に比べてそれほど高くない
  問題形式はワンパターンなので、基礎学力をつけていれば十分対応できる。
  古文においては、歴史的仮名遣いに直せという問題が3年おきに出題されている。
  (H20B わざはひ、H17B いきほひ、H14B いはひ)
  古文の出典作品は、徒然草や枕草子が多い。
 
③ 大問1問・小問4問→4点   
  問題形式は、抜き出し、内容読解、心情理解、現代語訳など。
   
④ 先に現代語訳に目を通し、ざっと内容を把握した上で、古文・漢文を読むという方法を取るのが
  最も効率よい解き方。よく出る古語や漢文独特の言い回しは、ノートに書き出してまとめておくと
  よい。問題の難易度は高くないので、教科書をもとに、授業内容をしっかり復習しておく。
 
 ・古文については、現代語と意味が異なる古語に注意すること。その代表的なものが「あはれ」。
  現代語では、「可哀そうだ」という意味で使っているが、古語の意味は「しみじみとして趣深い」
  全く意味が異なるので、問題を解き終ったら、古文と現代語訳を見比べること。
 
 ・漢文については、覚えなければならない内容のボリュームが比較的少ないため、短時間でも効率よく
  学習でき、高得点が狙える。人物にしるしをつけておくと、読解しやすい
 
  古文・漢文ともに、普段学習する時は音読が効果的。教科書の文章などを繰り返し、声に出して読むことで、
  現代語にはない独特の表現(漢文においては句形・句法のリズム)を身につけることができる。

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