教育プランナーブログ

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今回は東海中学校の入試傾向についてお伝えします。

 
○昨年の入試データ○
募集人数:400人 受験数:933人 合格者数:450人 倍率:2.07倍
合格最低点:232点(400点満点)

 

○算数:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点

 

計算問題1問、一文問題1問、応用文章題13問。応用問題が全体の87%を占めている
試験時間50分で考えると、計算問題や一文問題を1~2分で解いたとしても、

応用問題にかけられる時間は、1題あたり3分30秒しかない
そのため、基礎力をつけるとともに問題の解法を瞬時に判断できるような力が必要となってくる

 

出題頻度の高い分野:直方体・立方体、面積比、鶴亀算

 

 

○国語:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点
 

国語は、物語文と論説文がそれぞれ1題ずつ出題されている。
物語は文字数が4700文字であり、題材も同年代を扱ったもので読みやすい。
しかし問題の難易度は高く、傍線部の吟味ができる力が求められている。

また記述式の問題が50%を占めており理由や感情を自分の言葉でまとめる力が必要である。
論説文は1700文字と少ない文字数ではあるが、難解な語句も多数出てくるため、語彙力がないと太刀打ちできない
40~50文字の記述問題や、文意に沿って自分の経験を作文する問題もあり、自分の考えをまとめる力が必要である。

 

出題頻度の高い題材(論説文):科学技術、環境問題、教育などの社会保障に関わる問題

 

 

○社会:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点

 

社会は地理問題が27題、歴史問題が28題、公民問題が7題の出題となっている。
地理は日本地理および世界地理との関わり、歴史との融合問題もある
地図帳や資料集にある細かい知識も出題されており、

普段から資料集などを隅々まで読み、幅広く知識をつける必要がある
出題傾向としては、現代の社会問題が必ず出題されているため、

現代の問題を考えるための知識も必要となってくる
歴史は、近現代史・通史の出題が多い。

史料や写真、年表を利用した問題も多いため、資料集や参考書は一通り目を通しておきたい
公民は、出題数が少なく、時事的な問題が多い。

 

 

○理科:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点

 

理科は、物理分野14題、化学分野12題、生物分野21題、地学分野11題の問題構成となっている。
問題集をどれだけ解くかというよりも、普段から理科的好奇心をもって物事をみているか

好奇心をもったことに対して周りの大人と会話し、自分で調べ理解を深めているかが問われている
短文記述では、なぜその観察結果・実験結果となるのかを答えさせるものが多い。

 

出題頻度の高い題材(物理):電池回路、振り子、てこ、電磁石
出題頻度の高い題材(化学):
物質変化、水溶液の性質、金属の性質
出題頻度の高い題材(生物):
呼吸、植物、消化と吸収、血液循環、種子の発芽、動物
出題頻度の高い題材(地学):天体、天気、地層と岩石、流水の動き

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