2011年12月12日
愛知県 【大学受験シリーズ⑦】センター試験対策 現代社会・地理
日本史・世界史に続き、今回はセンター試験 現代社会・地理編をお送りします。
≪センター試験:現代社会≫
■試験時間
60分
■配点
100点
■前年度問題構成
大問6題・小問36問(全問必答)
①現代社会の諸問題…22点
②国際社会の安全保障…14点
③日本の地域社会の諸問題…22点
④青年期の対人関係…14点
⑤日本の株式…14点
⑥地方自治…14点
■傾向と対策
◇正誤文選択問題が中心
昨年は設問36問中22問が正誤文を選ぶ選択問題でした。
統計資料読み取り問題・時事問題・課題追究の出題は頻出です。
◇基本をしっかり
問題の内容は教科書レベルの標準~やや難になっています。
ここ数年、公民3科目の中で平均点が一番低い科目です。教科書と合わせて資料集も見ておくとよいでしょう。
◇勉強は各分野バランスよく!
試験は各分野から満遍なく出題されています。
倫理分野…青年期・地球環境問題・資源エネルギー・少子高齢化
政治分野…日本国憲法・基本的人権・地方自治
経済分野…金融・財政制度・日本経済の変遷・雇用労働問題
以上が頻出単元ですので、対策必須です。
◇まとめ
各分野の頻出単元、統計資料読み取り、時事問題、課題追究問題の練習をしっかり行いましょう。
≪センター試験:地理≫
■試験時間
60分
■配点
100点
■前年度問題構成
大問4題 小問36問(全問必答)
①自然環境と地域…16点
②世界の資源・産業…18点
③生活文化と都市…17点
④アフリカの自然と生活…18点
⑤現代社会の諸問題…15点
⑥地域調査…16点
■傾向と対策
◇図表利用問題が7割を占める
地図・グラフ・統計表・写真からの出題が7割以上を占めます。
組み合わせ問題(図・統計表などと、文章・語句の組み合わせを問う問題)も頻出です。
◇基本を幅広く
センター試験では、細かな地名や地理用語を問われることは少なく、教科書レベルの内容がほとんどです。
全体的にまんべんなく出題されています。
地図帳で都市の位置を確認すること、時事問題のチェック、地形図の読図を必ず練習しておきましょう!
◇勉強のポイント
・各分野の基礎知識を押さえる…時事問題も忘れずに押さえることがポイントです。
・分野のヨコのつながりを押さえる…各分野を別々に学習していきますが、ヨコ関係が問う出題が多いです。
・地形図に慣れる…新旧の地形図の変化を問われる問題が出ています。
昨年度は6枚の地形図が出ていますので、練習が必要です。
センター試験まで日程が迫ってきております。体調管理に気をつけて頑張ってください!