2012年6月2日
愛知県 立命館大学・同志社大学対策
愛知県の皆さんこんにちは。
今回は関西の私学から立命館大学と同志社大学を取り上げます。
①入試科目について
立命館・同志社ともにAO・推薦・センター利用入試を除けば、3科目受験が主です。
文系は国語・英語+社会・数学から選択、理系は数学・英語・理科からの出題となります。
(立命館は1科目・2科目の入試方式もあり)
以下に学校・学部別にまとめましたので参考にしてください。
※変更になる場合がありますので必ず入試要項をご確認ください。
立命館大学
〈文系A方式〉
法学部・政策科学部・産業社会学部・国際関係学部・映像学部・経済学部・経営学部・スポーツ健康科学部
国語(漢文の独立問題は出題しない)・英語(英ⅠⅡRW)・選択
※選択科目は世界史・日本史・地理・政経+現社・数学ⅠAⅡBから1科目選択
〈文系A方式・文系特定科目重視方式〉文学部
国語(漢文は現代文1題と選択)・英語(英ⅠⅡRW)・選択
※選択科目は世界史・日本史・地理・政経+現社・数学ⅠAⅡBから1科目選択
〈文系特定科目重視方式〉
法学部・政策科学部・産業社会学部・国際関係学部・映像学部・経営学部
国語(漢文の独立問題は出題しない)・英語(英ⅠⅡRW)・選択
※選択科目は世界史・日本史・地理・政経+現社・数学ⅠAⅡBから1科目選択(産業社会学部は数学を選択できない)
〈文系特定科目重視方式〉経済学部
国語(漢文の独立問題は出題しない)・英語(英ⅠⅡRW)・数学(ⅠAⅡB)
〈文系W方式〉産業社会学部・国際関係学部・文学部・経営学部
国語(現代文のみ)・英語(英文記述問題)
〈文系IR方式〉国際関係学部
英語(国際関係に関する英語記述問題・リスニング(オーラルⅠⅡ))
〈理系A方式〉理工学部・情報理工学部・生命科学部・薬学部
数学(ⅠⅡⅢABC)・英語(英ⅠⅡRW)・理科(選択)
※理科は物理ⅠⅡ、化学ⅠⅡ、生物ⅠⅡから1科目(理工学部物理科学科は物理ⅠⅡのみ)
〈理系特定科目重視方式〉理工学部・情報理工学部・生命工学部・薬学部・スポーツ健康科学部
数学(ⅠⅡⅢABC)・英語(英ⅠⅡRW)・理科(選択)
※理科は物理ⅠⅡ、化学ⅠⅡ、生物ⅠⅡから1科目(理工学部は専攻学科によって選択に制限あり)
〈薬学A方式〉薬学部
数学(ⅠAⅡB)・英語(英ⅠⅡRW)・理科(選択)
※理科は物理ⅠⅡ、化学ⅠⅡ、生物ⅠⅡから1科目
同志社大学
〈文系〉
神学部・文学部・社会学部・法学部・経済学部・商学部・政策科学部・文化情報学部・
スポーツ健康科学部・心理学部・グローバル・コミュニケーション学部・理工学部情報システムデザイン学科(文系)
国語(国総現文古典) 150点(理工学部情報システムデザイン学科は100点)
英語(英ⅠⅡRW) 200点(グローバル・コミュニケーション学部は250点)
選択 150点(政策学部は200点)
※選択科目は世界史B・日本史B・政治経済・数学ⅠAⅡBから1科目
(理工学部情報システムデザイン学科は数学のみ)
〈理系〉文化情報学部・理工学部・生命医科学部・スポーツ健康科学部・心理学部
数学(ⅠⅡⅢABC) 200点(スポーツ健康科学部は100点、心理学部は150点)
英語(英ⅠⅡRW) 200点
理科(選択) 150点(生命医科学部・スポーツ健康科学部は200点)
※理科は物理ⅠⅡ、化学ⅠⅡ、生物ⅠⅡから1科目
(理工学部インテリジェント情報工学科・情報システムデザイン学科・電気工学科・電子工学科・
機械システム工学科・エネルギー機械工学科は物理ⅠⅡのみ)
②入試問題の特徴
①で述べたとおり、どちらの大学も入試科目はかなり似通っています。
では、問題の内容はどうでしょうか。どの学部でも出題される英語で比べてみましょう。
立命館大学
全体的にクセのある出題が目立つ。
立命館の英語は比較的簡単で、他受験生と差がつき難いため、国語、地歴公民で差をつける必要がある。
英語(時間は学部による)
・全問マークで解答
・長文読解問題2題(約700語と約600語)、会話文問題1題、文法語法問題1題、語句整序問題1題構成
・入試方式によっては上記に加えて長文読解問題1題、テーマ自由英作文1題が課される
・長文は時事的なテーマを扱ったものと、小説や物語と扱ったものがそれぞれ出題されることが多い
・長文読解と別に文法や語法問題が独立して出題されている→単語・語法の暗記が重要になる
・長文問題に「本文からでは適当か不適当か判断のつかないもの」を選ぶ独特の内容一致問題が出題
同志社大学
奇を衒わない標準的な内容なため、少なくとも70%~80%程度の得点が必要がある。
英語(100分)
・マーク+記述で解答
・長文読解問題2題(約800語と約600語の)と、和文英訳を含む会話文(200~300語程度)問題1題
・文量が極めて多く、質も高いため、高度な語彙力と相当な速読力・精読力を備えた総合的な英語力が要求される
・読解問題では内容一致(不一致)問題数が多い
・英文和訳は配点20点と高いため、合否ポイントとなる
このように、回答方法や問題構成にそれぞれ特徴がありますので、個別に対策を立てる必要があります。
家庭教師のトライでは、学校別・学部別に目標設定や学習プランを用意いたします。
夏休みを有効活用するために、是非ご相談ください。