2012年6月8日
愛知県 名古屋市立大学対策
こんにちは。家庭教師のトライ愛知本部です。
今回ご紹介するのは、名古屋市立大学に合格するための学習方法です。
<名古屋市立大学入試情報>
経済・人文社会・芸術工・医・薬・看護の6学部があり、全国の公立大学中、
一大学に、医、薬、看護の3学部を持つのは、名古屋市立大学のみとなっています。
市立大学とはいえ、類似学部・学科が少ない芸術工学部や人文社会学部、
中期日程で受験できる薬学部は県外出身者が多く、入試の倍率も高い学部が多い大学といえます。
<前期日程の各学部の目標偏差値と入試科目配点>
経済学部:目標偏差値ss62
センター試験 400点/個別検査 数学200点 英語200点
人文社会学部:目標偏差値ss59
センター試験 500点/個別検査 国語200点 英語200点
芸術工学部:
(情報環境デザイン学科・産業イノベーションデザイン学科)目標偏差値ss53-54
センター試験 700点/個別検査 数学100点 英語100点 実技100点
(建築都市デザイン学科)目標偏差値ss55
センター試験700点 個別検査数学150点英語150点
医学部:目標偏差値ss68
センター試験 500点/個別検査 数学150点 英語150点 理科200点 面接200点
薬学部:目標偏差値ss65
センター試験 500点/個別検査 数学200点 英語200点 理科200点
看護学部:目標偏差値ss55
センター試験900点/個別検査 英語200点 面接150点 小論文150点
★個別検査とセンター試験の配点に要注意★
人文社会学部・芸術工学部・看護学部志望の受験生は、個別検査での挽回が難しいため、
センター試験で点を稼ぐ必要があります。特に芸術工学部は2倍以上の傾斜配点なので、要注意。
逆に個別検査で逆転できる可能性の高い学部は、医学部と薬学部です。記述式の模試を受けて
無駄のない時間配分で解答する力をつけ、試験慣れしておく必要があるでしょう。
<合否を分ける勉強法>
どの学部でも必須科目である英語の勉強法についてご紹介します。
夏までに高度な語彙・熟語・構文力を完成させておく必要があります。出題される英文のテーマも、
文化や歴史、言語のほか環境問題や時事問題などバラエティに富んでいます。
日ごろから英文・和文ともに触れる機会を増やし、一般常識や時事問題への知識を深めておくことが必要でしょう。
読解力については、パラグラフごとに50字程度で要旨をまとめる練習をしておく必要があります。
速読英単語2(上級編)で、語彙力もつけながら速読で意味を理解できるようにするトレーニングが
おすすめです。毎年テーマ英作文も出題されるため、高度な論理性と表現力が要求されます。
秋以降は小論文の対策本を読んでおくなどして、広い知識と記述力をつけておきましょう。
試験時間も120分と比較的長いとはいえ、高度な語彙力・文法力・読解力・表現力が求められる内容
なので、秋以降は5~10年分の過去問練成を繰り返し行い、出題形式に慣れ時間配分を考えながら
解答する力をつけておくとよいでしょう。
公立大学の中でも非常に人気の高い名古屋市立大学。
過去問から出題傾向を分析し、今の学力で何が足りないかを見極め、
入試までの残された日数でいつまでに何を勉強するか、
あなただけの合格戦略を立て実行することができれば、おのずと合格は近づくはずです。
トライでは、あなただけの合格戦略を立案する教育プランナーと、
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