教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは。家庭教師のトライ愛知本部です。

今回は名古屋工業大学を取り上げます。

 

<名古屋工業大学情報>
工学部のみで構成された国立単科大学です。
第一部と第二部があり、第二部は夜間の5年制です。
今回は第一部に絞ってご案内します。
 
第一部7学科
 生命・物質工学科
 環境材料工学科
 機械工学科
 電気電子工学科
 情報工学科
 建築・デザイン工学科
 都市社会工学科

第二部4学科
 物質工学科
 機械工学科
 電子情報工学科
 社会開発工学科

 

<受験科目>

◎工学部前期

センター試験 5教科7科目(600点満点)
 【国語】国語(100)
 【数学】数ⅠA必須,数ⅡB・工業数理*・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
 【理科】物Ⅰ・化Ⅰ・生Ⅰから2(150)
 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[-])
 《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
 《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
  ※選択:地歴・公民から1

 

個別学力試験 3教科(900点満点)
 【数学】数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B(数列・ベクトル)・数Ⅲ・数C(行列とその応用・式と曲線)(300)

 【理科】生命・物質工、環境材料工、電気電子工、建築・デザイン工⇒物ⅠⅡ・化ⅠⅡから1(300)

    情報工・都市社会工⇒物ⅠⅡ(300)

 【外国語】英Ⅰ・英Ⅱ・リーディング・ライティング(300)

 

前期試験科目別合計点(センター+個別)

 【国語】    100

 【数学】   400

 【理科】   450

 【外国語】 400

 【社会】    100

 

◎工学部後期

センター試験 5教科7科目(450点満点)

 【国語】国語(100)

 【数学】数ⅠA必須,数ⅡB・工業数理*・簿記*・情報*から1,計2科目(100)

 【理科】物Ⅰ・化Ⅰ・生Ⅰから2(100)

 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[-])

 《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)

 《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)

  ※選択:地歴・公民から1

 

個別学力試験 3教科(900点満点)

 【数学】数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B(数列・ベクトル)・数Ⅲ・数C(行列とその応用・式と曲線)(300)

 【理科】生命・物理工、環境材料工、電気電子工、建築・デザイン工⇒物ⅠⅡ・化ⅠⅡから1(300)

    情報工・都市社会工⇒物ⅠⅡ(300)

 【外国語】英Ⅰ英Ⅱ・リーディング・ライティング(300)

 

後期試験科目別合計点

 【国語】   100

 【数学】   400

 【理科】   400

 【外国語】 400

 【社会】   100

 

<特色>

前期はセンター600点:個別学力試験900点=2:3

後期はセンター450点:個別学力試験900点=1:2

他の一般的な国公立大学と比較すると、センター試験、二次試験ともに理系偏重の配点となっています。

二次試験に国語は課されおらず、いかに理系に特化した学力を養成するかがポイントです。

一般的な国公立大学対策のバランス重視型の学習方法では難しく、効率の良い学習が必要です。

数学、理科、英語の3教科の対策を早い段階で講じておかないと、得点が伸びきらず

受験直前に苦労することが考えられます。

 

<科目ごとの特色>

英語(90分)

大問4問で構成され、記述問題の割合が少なく、センター対策で兼用できる内容です。

文章の量は非常に多く、読解スピードとともに正確性が求められます。

読解スピードに自信がなければ、時間を気にした問題演習を繰り返し、

短時間で全体の意味を把握する読み方を身につける必要があります。

計算問題が英文で出題されることもあり、対策を講じておかないと本番で思わぬミスにつながる可能性も。

 

数学(120分)

全問記述式で、大問4問から構成され、出題範囲は主に数学ⅢCからになります。

ベクトルの問題が中心に出題された年度もあり、偏った試験内容になる傾向が強いです。

また正確な計算力を要求されます。

 

理科(90分)

科学、物理ともに大問3問から構成され、難易度は非常に高い問題が含まれることが多いため注意が必要です。

問題数が少ないため、苦手分野を残した学習を進めてしまうと、

実際の試験の際に大きな失点をしてしまうケースが考えられます。

計算力、基礎力、応用力の全てを測る試験となっています。

 

<お勧めする学習プラン>

英語、数学、理科の3教科を早い段階で一定以上のレベルまで引き上げることが重要です。

基礎力養成を高校2年生の間に終えると、非常に有利に受験対策を進めることができます。

数学、理科はセンター対策と個別学力試験対策が別ものになるため注意です。

個別学力試験の配点が非常に高いため、先に記述式の学習を行い、センター対策は

記述対策をある程度終わらせた後に行うことをお勧めします。

 

英語は個別学力試験も、センターレベルに近いためセンター対策を中心に進めて問題ないでしょう。

文法が苦手な方は、単純な文法対策を行うよりも、

長文問題を読む中で出てきた頻出文法問題を中心に対策を行ったほうが効率的です。

単語量は多すぎるものを選ばず、自分の覚えきれる量を見極め、長期的な計画を立てて

ひとつひとつ確実に覚えていきましょう。

 

センター試験の目標点は75%以上の得点率となるので、

いかに時間をかけずに効率的な学習を行えるかが焦点となります。

 

大学ごとに傾向や対策は異なります、ぜひトライまでご相談ください。

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