2012年7月14日
愛知県 小6 夏からの東海中学・滝中学受験対策
いよいよ夏休みが近づいてきました。
第一志望校に合格するために、この夏休みに”やってはいけないこと”があります。
それはずばり
『塾(の宿題)に追われて自分の勉強ができない』
ことです。
入試まであと6ヶ月、約30週間前のこの時期やっておかなくてはならないのは
『一人一人の学力と目標に合わせた対策』
つまり、
①苦手分野の克服(苦手科目)
②過去問の傾向に合わせた演習のスタート(得点源とすべき科目)
です。
上記ができなかった場合、たとえ毎日塾の夏期講習に通ったとしても合格に近づくとは言えません。
もし塾のやり方が合わないと感じているのなら、思い切って夏期講習を取らずに
自分にとって必要な学習を組みたてて進めていくのも一つの方法です。
特に難関校においては、傾向を踏まえた対策をして、どうライバルを出し抜くかがポイントなため、
偏差値が合格最低ラインをクリアしていたとしても全く油断ができません。
□東海中学を目指す方□
東海中学を目指す方は、夏休みには過去問に入っておきたいです。
特に、ここ数年の過去問だけでなく、10~20年位遡っての演習をしておくと効果的です。
●算数
応用問題を解くための基礎の徹底理解が欠かせません。
基礎を補った上で、東海中学入試と同じレベルの問題演習を行いましょう。
●国語
難しい記号問題の吟味の仕方、記述問題の解き方の習得が必須です。
●理科・社会
幅広い知識が問われます。テキストを隅々まで理解すること、過去問演習が必須です。
□滝中学を目指す方□
滝中学を目指す方は、算数(特に図形)は応用まで、他の教科は基礎レベルを徹底的に演習しましょう。
●算数
過去問を遡って演習すること、新傾向の問題にも対応できるよう、
全国の様々な学校の問題に触れておくことも効果的。
●国語
基本的な読解力・記述力を身につけましょう。
●理科・社会
基本事項を、聞かれたときに即答できるレベルまでもれなく覚えこみましょう。
大手中学受験塾はだいたい9月から過去問演習に入りますが、
実際のところ1校あたりの過去問演習量は3年分ほどと非常に少ないです。
そのため、足りない部分を家庭教師で補っている方が多いです。
また、中には早期に過去問を解き始めることを良くないと指導する塾もあります。
しかし実際には、過去問を解く中で抜けていた知識に気づくことも多く、
気づきが遅ければ遅いほど修正が効きにくくなります。
この夏休みから、受験を知りつくしたプロ教師から直接指導を受けることで、
お子さんの合格力は一気に高まることでしょう。
―――敵を知り己を知るならば絶対に負けない。
―――己を知って敵を知らなければ勝敗の確立は五分と五分。
―――敵を知らず己をも知らなければいつ戦っても敗戦が濃厚である。
孫子