2012年7月17日
愛知県 小6 夏からの南山中学(女子部・男子部)受験対策
【南山中学(男子部)傾向と対策】
◎算数のポイント
大問1での失点は禁物です。同様に大問2題目の一文問題で食塩水の問題が
例年出題されている為、大問1と合わせて確実に点数の積み上げが必要となります。
その他、規則性の問題、図形の面積や体積を求める問題、速さと距離に関する問題が
出題されている為、これらの対策も必要です。難易度はそれほど高くなく、
それぞれの特殊計算の代表的な問題がこなせれば正解出来る問題が多いため、
スピードと正確さを訓練することが重要です。
◎国語のポイント
助動詞の識別を始めとした文法の問題、熟語等も出題される為、文法対策は必須となります。
設問の難易度は高くないが、最後の要約問題で、60字~100字で登場人物の心情を
問うものが出題されます。要約に重点を置く勉強ではなく、文中のどこで流れが変わるかを
正確に読み取る練習が必要です。その為には、正しく段落分けが出来ているか、
流れが変わる段落はどこか等をチェックする勉強方法がオススメです。
◎社会のポイント
全体的に選択式の比率が高いですが、「誤っているものを選べ」などのひっかけ問題が多い
為、注意して問題をよく読むことが重要です。公民対策は教科書だけでは不十分のため、
常に世界情勢や国会、政党の動きがどうなっているのか、新聞やテレビ等で情報を
収集しておく必要があります。難易度は標準ですが、時間数に対して問題数が多く、
1問あたり1分以下のスピードで問題を解くことが重要です。
最終的には1問あたり30秒以内で解答出来るようになると高得点が狙えるようになります。
◎理科のポイント
時間は短いが問題数が多いので、解答速度を上げる練習は必須です。
社会同様、「誤っているものを選べ」等のひっかけ問題もある為、ケアレスミスは禁物です。
国語、算数と配点が同じ教科である為、どちらかで点数を落とすリスクを考えても、
常に安定して点数を稼げる教科に仕上げたいところです。
社会100点、理科200点という配分の為、社会よりも理科に重きを置いて対策をとるべきです。
【南山中学(女子部)傾向と対策】
◎算数のポイント
1問あたりの解くスピードをしっかり上げること、精度を上げることがポイントになります。
一文問題では特殊演算が広い範囲で出題され、毎年の傾向も異なるため、解法を覚え、
計算問題同様、スピードと精度をあげることが重要です。応用文章題では、
毎年円と扇形の応用問題が出題され、円周や面積を求める平面図形の問題が中心となります。
基礎だけでは太刀打ちできない問題なので、応用問題に対応できるように、
且つスピードを上げる必要があります。
◎国語のポイント
選択問題では、説明文から適切なものを選ぶ問題や、言葉の意味を問う問題が必ず出題
されています。抜き出し式では、言葉や文の言いかえや理由を問う問題が出題されるため、
語彙を増やすことがポイントになります。記述問題は、物語文では60~80字、理由や
文章の意味を答える問題が多く、説明文では100字前後で、筆者が言いたい事を答える問題
が多いため、言い換えをして解り易く書く説明できるようにすることが重要です。
◎社会のポイント
社会で8割をとらなければならないため、選択問題では1分、記述式では40秒、
短文記述式では1分30秒を目安に解けるようにしたいです。
選択問題は長文を読まなければならず時間がかかるため、記述式問題で時間を短縮
していく必要があります。素早く答えを出すために、事柄の深い理解が必要です。
また、公民では最近の時事問題が出題されるため、日々のニュースに関心を持つことを
お勧めします。
◎理科のポイント
社会同様8割近くをとらなければならないので、短文記述対策は必須です。
一問1分30秒で解けるように事柄の理解を深め、選択問題は名称を答える問題が多いので
40秒で解けるようにしておきましょう。記述式は計算問題が主体で、難易度が高い問題が
多いので、1分で解けるように。
毎年単元の偏りがないので、全ての範囲の対策をしておくことが必要です。
皆さまの志望校、現状に合わせて、対策の仕方は異なります。
是非トライにご相談ください!