教育プランナーブログ

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今年、希望の大学に入れず来年も再チャレンジをしようと浪人を決めた人もいるのではないでしょうか。

しかし残念なことに、大半の浪人生は現役時とあまり変わらない偏差値までしか伸びません。

浪人生が現役より成績が上がりにくいのはなぜか?

 

①昨年学習した内容を「忘れないようにする」ための勉強に時間を取られる

昨年受験勉強したので”残り1年あればかなりのことができるはず”と思いがちですが、

実は昨年学習した内容も勉強しないとどんどん忘れていってしまうため、

忘れないための学習にかなりの時間がとられてしまいます。

実質、新しく学ぶことのできる時間というのはとても限られています。

しかしそのことに気づかずに勉強を進めてしまう浪人生が多く、

1学期の間はかなり高い偏差値を取っていても、夏休みを超えたところから

現役生に追い越されてしまうことが多いです。

 

②合格するための戦略が立てられない

大学受験で成功するには、勉強量も当然のことながら、志望校に合わせて

どの教科で何点取るか、そのために自分は何の参考書をいつまでにどこまで仕上げ、

いつまでに偏差値をどこまで上げるかといった戦略が最も重要です。

しかし昨年志望校に合格できなかったということは、受験生当人に

その戦略を立てる力が弱いと言えます。

正しい戦略がないまま、単に「勉強量を増やす」などの対策しか取らなかった場合、

次年度の志望校合格は難しいでしょう。

 

③モチベーションの維持が難しい

4月、浪人生活がスタートした時は皆やる気に満ち溢れています。

しかし、メリハリをつけて学習をしていないと、途中でモチベーションが切れてしまいます。

現役生は、周りのみんなも受験生で波に乗って勉強ができますが、

浪人生にはそのメリットがありません。

予備校に通っていてもそれは同じで、浪人した仲間と緩んだ雰囲気の中勉強していては

モチベーションの維持はできません。

それでは、どのようにしたら浪人を成功させることができるのでしょうか。

 

まず、【合格のための正しい戦略を立てること】

予備校の○○大学コースに入ったからと安心するのではなく、

「自分が」「○○大学△△学部」に受かるためにはどうすべきかという個別のカリキュラムを

組む必要があります。

そのカリキュラムは、自分ひとりで考えるのではなく、家庭教師の先生や先輩、学校の先生、

受験に成功した友達などに相談しながら決めるのが良いでしょう。

 

次に、【モチベーション維持の方法をとること】

戦略的に立てた学習計画を遂行するために必要なモチベーションを維持するために、

自分なりの方法を考えましょう。

週1回家庭教師の先生に来てもらって、わからないところ、勉強方法や進捗に関する悩みを

相談するのもよいでしょう。

現役生も受けにくる模試を受けに行ったり、うまいストレス発散方法を見つけたり、

継続してモチベーションを維持できるように工夫することが大切です。

 

上記の二つにより、試験日までに必要な学力が身につけば志望校に合格できます。

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