教育プランナーブログ

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国立大学の合格発表も出て、卒業シーズンです。

後期入試の方はぜひ最後まで頑張ってください!

名古屋大学前期一般試験の募集人員は全学部合計して昨年と同じく1,728人。

昨年の志願者数4,728人から今年は4,914人(186人増)と志願者が増えました

そして倍率の増加に比例して、教育学部・法学部・経済学部を除く全ての学部の合格点が上がりました。

教科ごとの分量・難易度については、以下の通りです。

【英語】

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:難化

大問ⅠからⅢの本文の語数は、昨年は2,042、今年は1,962で8語減少。

設問の語数は、昨年は275でしたが、今年は376となり、101語増加しました。

【数学】

[理系]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:変化なし

[文系]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:やや易化

【国語】

[現代文]

分量・難易(前年比較) 分量:減少 難易:易化

昨年は4,812字、今年は4,045字で767字減少。

[古文]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:変化なし

昨年は926字、今年は928字で2字増加。

[漢文]

分量・難易(前年比較) 分量:減少 難易:易化

昨年295字、今年は235字で60字減少。

【理科】

[物理]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:変化なし

どの大問も高度な内容を扱っていて、また計算量が多い。時間内に完答することはほぼ不可能。

[化学]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:易化

大問は5題で昨年と同じ。問題量は昨年とほぼ同じ。

昨年に比べて時間を要する計算問題が少なく、全体的には易化。

[生物]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:変化なし

[地学]

分量・難易(前年比較) 分量:増加 難易:難化

【地歴公民】

[日本史]

分量・難易(前年比較) 分量:減少 難易:変化なし

大問4題で、それぞれに小問が配分されています。

論述式の総行数は34行で字数換算すると1,190字程度であり、昨年より減少。

[世界史]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:易化

記述式や短文論述の難易度は昨年と同レベルで、長文論述はやや平易になったことから、

全体としてやや易化したと思われます。

[地理]

分量・難易(前年比較) 分量:変化なし 難易:難化

論述問題は定番問題だが、教科書には記述のない事項や内容について

深い理解を要する問題も出題され、難化。

【小論文】

分量・難易(前年比較) 分量:増加 難易:難化

課題文が7ページから11ページへと大幅に増加し、国家や主権の捉え方について

歴史的、理論的な観点からの専門的な議論を読み取ることが求められているため、

課題文の読み取りは相当難しかったのではないかと思われます。

設問数は3問から2問へ減少したものの、解答字数が1,260字から1,400字へと増加。

3年連続で減少していた名古屋大学志願者が今年久しぶりに増加に転じました。

来年度も同様に志願者が増えれば合格点がさらに上がる可能性があります。

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