教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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☆今年度センター試験の傾向や難易度の分析のまとめ☆

『国語』

問題文の量は全体的に昨年より少し増加し、現代文では3行選択肢も多く、

読み取りに 一定の時間を要しました。問題文、設問全体としての難易度は、

平均点の高かった昨年に比べ少し難しくなっています。

また、現代文・古典共に、文章全体の趣旨や主題を把握する力が必要とされました。

古文で和歌が復活し、漢文で新井白石(白石先生遺文)が出題されています。

内容的は、昔のことが伝わらなくなる感慨を語る文章で、

随想・随筆は5年連続で出題されています。

『英語』

大問は6問。出題形式や配点、出題傾向に多くな変化はありません。

難易度は去年より少し易化。主題の特定など全体の概要を問う問題が出題され、

現行学習指導要領で重視されます。英文の内容を素早くつかむ力が求められます。

従来のグラフや生活情報、論説に加え、去年9年ぶりに復活した物語が

今年も出題されています。「夢の中で猫に変身した若者」についての物語で、

心情理解や若者が得た教訓に加え、テーマを問う出題もありました。

リスニングは昨年からの出題形式の変更はなく、設問の総数も25問で同様です。

質問と選択肢の総語数は約70語減り、選択肢を読み取る負担は少し軽減されています。

全体的には難易度は昨年並みです。

『数学ⅠA』

第1問は、昨年と同様、中問三つに分かれる形式でした。

第2問〔2〕の「データの分析」は昨年までの中問2題から1題に統合される形で、

昨年と同様に散布図、ヒストグラム、箱ひげ図の読み取りを中心とした

問題が出題されました。第3問の「場合の数と確率」では、ある事象を

三つの排反な事象に分けて選択させる問題は目新しく、また、昨年に続き、

条件付き確率が出題されました。第4問の「整数の性質」は、倍数・約数に関する問題で、

自然数の決定、約数の個数、記数法などが出題されました。

第5問の「図形の性質」では、三角形と円に関する問題で、円の性質はほとんど使用せず、

方べきの定理、メネラウスの定理、角の二等分線の性質などを用いる問題が出題されました。

問い方にやや目新しさは見られましたが、大問数は変化なく、分量・難易度とも

大きな変化はありませんでした。

『数学ⅡB』

必答問題が2題と選択問題3題中から2題の選択、合計4題。

第1問は〔1〕が三角関数の問題、〔2〕が座標平面上における対数関数の問題。

第2問は放物線と接線、面積に関する微分・積分からの出題です。

第3問は数列の問題。等比数列を扱っており、解法の道筋が丁寧に示されています。

第4問は正六角形が題材の平面ベクトルの問題で、一昨年同様に平面の問題に戻りました。

第5問は正規分布表や確率密度関数が与えられた確率分布の問題がありました。

☆過去問は、受験や資格試験において、出題傾向を知るための宝庫☆

大学などの入学試験においては、類似の問題が出ることが多いので、

過去の問題集への取り組みは欠かせません!!

過去問を経験していれば、本番の試験で、似たような問題が出題されたときに、

かなり有利になります。知る知らないが試験の合否を左右するのです。

難関といわれる東大・京大(京都大学)、名古屋大学、慶大(慶應)、関大、

早稲田、立教、上智、同志社、名城、南山などの大学に合格しようと思ったら、

2段階方式で行くべきです。それは「反復」と「失敗」です。

この時期は徹底し過去問に取り組む必要が出てきます。

なぜ過去問に取り組むのかというと、その問題が出やすいからという理由もありますが、

「失敗を経験するため」です。

過去問を解き、総合力をつけてください。

センター試験では、出される問題はもう既に決まっており、

毎年傾向が変わったとは言いますが二次試験に比べればそんなに変わりません。

それに対して、二次試験では傾向が変わることはすなわち

必要とされている能力が突然変わることを意味します。

例えば、センター試験では必ずベクトルが出ますし、確率も、論理と集合も数列も出ます。

しかし、二次試験は満遍なく出題されるなんて事はまずありえません。

範囲が広すぎるからです。英語に関してもいえます。

突然、配点が物凄く高い英作文、長文読解、穴埋め問題が出題!なんてことも起こります。

それらを運に任せていては合格できません。 二次試験では【総合力】が問われます。

※自分の志望の大学のセンターと二次の科目・配点を知り、

 情報を元にしっかりとした勉強計画を練り、進めてください。

志望校変更や志望校選定で迷われている方は、ぜひトライまでご相談ください!

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