2022年8月9日
2023年愛知県公立高校入試の変更点と対策方法
こんにちは!
家庭教師のトライ 名古屋校です。
いよいよ盛夏のころ、毎日暑いですが体調管理は万全でしょうか?
2023年度より、愛知県公立高校入試が大きく変わりますね。
今回は変更点の一つである、『一般選抜における校内順位の決定方式が3通り→5通りに増える』ことについて、詳しくご紹介をしていきます!
これまで、一般選抜における校内順位の決定方式は下記3通りでした。
Ⅰ型:評価得点(内申点)+学力検査合計得点(当日点)
Ⅱ型:評価得点(内申点)×1.5+学力検査合計得点(当日点)
Ⅲ型:評価得点(内申点)+学力検査合計得点(当日点)×1.5
この学校による傾斜が、愛知県公立高校受験が難解といわれる所以でしたが
2023年度よりさらに下記2通りが増えます!
Ⅳ型:評価得点(内申点)×2+学力検査合計得点(当日点)
Ⅴ型:評価得点(内申点)+学力検査合計得点(当日点)×2
「中学校での日常学習の進捗がいい子(Ⅳ型)」や、「学力検査で実力を発揮できる子(Ⅴ型)」など、各高校が入学する生徒に期待する傾向をより明確に提示できるようになったと言えますね。
志望校がどの方式を採用しているかによって、受験対策の方針も大きく変わります。
◆Ⅰ型
内申点・当日点が同等に扱われるため、普段の取り組み、受験に向けての取り組み、どちらも手を抜くことができない方式です。
日々、受験を意識して過ごすことが合格へのカギとなります。
◆Ⅱ型・Ⅳ型
内申点が重視されるため、普段から意欲的に授業に参加すること、定期テストで高得点を取り続けることで、万が一、本番で上手くいかなかったとしても、積み重ねた努力が合格の可能性を高めてくれます。
◆Ⅲ型・V型
当日のテスト結果で合否が大きく左右されます。
受験間近に内申点が足りなくとも、「逆転合格」に向けた適切な対策をすれば、最後の最後まで志望校に合格する可能性を高めることができます!
上記の通り、ますます、個々に合わせた志望校選び、そしてその対策が必要な時代に差し掛かっています。
トライでは、さまざまな生徒様に合わせた「完全オーダーメイドカリキュラム」でのご指導が可能です!
ぜひ、お気軽にご相談ください。
旭丘高校、瑞陵高校、岡崎高校、時習館高校など、多くの進学校では『Ⅴ型』を採用しています。
次回以降は『Ⅴ型』を採用している各学校について、紹介していきます。