2012年7月3日
群馬県 高校入試 理科シリーズ(第1回)~物理分野~
こんにちは。家庭教師のトライ 前橋校です。
今回は、理科の物理分野に注力して紹介します。
大問で1題と小問で2~3問程度の出題となっております。
頻出単元としては、「身近な物理現象」「電流とその利用」「運動とエネルギー」から出題されております。
各単元の詳細としては、
【身近な物理現象】
光の進み方や音の波形を図から選ばせる問題が小問として良く出題されております。
ここは比較的に点数を取りやすい問題でもあるので、教科書や資料集に載っている、
実験の写真などを参考にしてしっかりと理解しておけば問題ありません。
【電流とその利用】
実験を基にした計算問題が多く出題されています。
問題文が少し長いので、整理しながら読むことが大切です。
回路を扱った問題は、比較的出題パターンが決まっているので、
オームの法則や直列、並列回路の性質を理解し、問題に解き慣れることで対処は可能になります。
また、電流計や電圧計のつなぎ方の問題も良く出題されているので抑えておくと良いでしょう。
電流と磁界からの出題も磁石と銅線の問題やモーターの仕組み、右ねじの法則など出題パターンが決まっています。
電流が流れる向きと磁界の向きの関係をしっかりと理解しておくことが必要でしょう。
【運動とエネルギー】
滑車を用いた問題が良く出題されております。この分野では、
実験に関する問題が多く出題されているので、学校で実験したことを思い出したり、
資料集にある実験の様子をチェックしておくことが重要になります。
実験をしたことを考察し、まとめることを日頃から訓練しておくことで、
原理や仕組みをしっかりと理解しておくようにしておくことが大切になります。
物理分野は全般的に、計算や記述問題が多く出題されております。
数学とは異なり出題パターンの問題がある程度決まっているので、
いろいろな問題集から問題を解く癖をつけておくことで比較的に対策はしやすい分野でもあります。