教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは。家庭教師のトライ 前橋校です。

今回は夏休みの宿題にもなっている「読書感想文」の書き方について紹介します。

 

●ステップ1:物語を読み込もう!

物語を読む中で、着目する点を挙げていきます。

 

★登場人物

・行動 ⇒ 行動は、登場人物の性格や心情がわかる、最高のヒント。

・心理的変化 ⇒ 変化が起こった出来事、言葉等、その原因を探るとより深い読みになります。

・言葉 ⇒ その言葉は本心からの言葉でしょうか?その「裏」を探ってみると、

      登場人物の「裏」=「心理的状況」もわかるかも。

・人物間の関係性 ⇒ 関係図に矢印を書き、その関係性を自分の言葉で表せしてみましょう。

 

★物語全体

・語り手 ⇒ 物語を語っているのは誰なのか。主人公?異なる人物?

・場所、時代背景 ⇒ どこで、いつの時代の出来ごとなのか。

・物語の時間の流れ ⇒ 〈過去・現在・未来〉どんな順序で物語が進んでいるか。

・出来事 ⇒ どんな出来事が、登場人物にとってどんな状況で起こったか。

・作者の意図 ⇒ どうしてこのような描写をしたのか。

 

一つの項目に注目して読み、考える。そうすると、自然とまた別の項目に関連していきます。

その関連が、物語の深い読解に繋がり、「自分の読み」を確立することができます。

 

 

●ステップ2:どんな事を自分の言葉で書けばいいのか?

・どうしてこの物語(本)を選んだのか。

・何をどう思ったか。(どの場面の・・・というように、なるべく具体的に)

・何に心動かされたか。

・どの人物のどの言葉が印象に残ったか。

・自分と登場人物を比べてみたらどうか。

・この物語を読んで、今後自分はどうしていきたいか。

・この物語に出会って、自分はどう変わったか。

・自分なら、登場人物の立場になった時、どうするか。

・この物語のすごいと思ったところ。

 

上記のポイントをまとめていくことで読書感想文を書くことができます。

 

うまく書けない場合は、

・自分の思った事、考えた事を箇条書きにする

・文章に書きだす前に、友達や親に口頭で物語の概要や、

 自分が感動したことなどを話してみる。

このことで自分の考えがまとまります。そして、書く為のヒントになることもあります。

是非参考にしていただき、良い読書感想文を作成しましょう!

このページのトップに戻る

群馬県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら