2016年5月20日
群馬県 教えて!トライさん ~公立高校と私立高校の違いは?~
群馬県の中学生の皆さん、こんにちは。
今回は、公立高校と私立高校の違いをお伝えしていきます。
■公立高校
◎特徴
普通科以外にも、商業科・工業科・普通教育と専門教育の内容を総合的に学習する総合学科などがあります。
◎一般的な公立高校でかかる学習費(平均)
合計 約150万/3年間
※ 学年別で見ると、初年度は多くかかる傾向があります。 (参考:初年度平均学費は約58万円)
◎入試方法
【前期試験】
公立高校の場合、合格したら必 ずその高校に入ることが前提。
出願できたとしても必ず合格するとは限りません。
前期選抜の実 質倍率は1~3倍、人気校では、 およそ5倍になります。
選抜方法は、調査書を主な資料として、面接・作文・実 技テスト・総合問題等の結果を総合して選抜。
※調査書では、「学習の記録と評定」、「特別活動の記録」が特に重視されます。
【後期試験】
学力検査の成績・調査書により選抜。 (面接を実施する学校もあります)
選抜方法は、
①学力検査 5科目(国・社・数・英・理)による選抜。
②調査書 (特に「学習の記録と評定」、「特別活動の 記録」が特に重視されます)
■私立高校
◎特徴
個人や団体などが設立し、学校法人が運営に当たる学校です。
各校とも独自の校風・教育方針を持ち、個性豊かな点が特徴。
受験生向けのカリキュラムを組む進学校、系列大学や短大に優先入学できる付属校、
就職に有利な履修をすることが可能な専門課程を持つ高校などさまざまなタイプがあります。
3年間にかかる学費は国・公立に比べ割高ですが、その分、施設・設備が充実しています。
◎一般的な私立高校でかかる学習費(平均)
合計 約300万/3年間
※学年別で見ると、初年度は多くかかる傾向 があります。(参考:初年度平均学費は約120万円)
※入学時の寄付金(10~50万程度)は含まれていません。
◎入試方法
私立高校の場合、学校説明会に足を運んで、単願推薦・併願推薦の合格 基準に達しているか確認をします。
希望する私立高校の推薦入試と一般 入試を両方受験することも可能。
単願:単願校に必ず入学する受験方法。通知表点数・欠席日数などが合格水準を超えていれば、ほぼ合格。
併願:他に本命校がある受験方法。通知表点数・欠席日数などが合格水準を超えていても、
学力検査(面接・作文がある場合も)が合否を左右。
実際に学校見学に足を運んでみて、自分にマッチする学校を選んでください。