2022年10月20日
【速報】第6回群馬県統一テスト解説
群馬県の皆さん、こんにちは。
「群馬県統一テスト」を受験された皆さん、お疲れ様でした。
今回も、プロ家庭教師の峯岸快先生をお呼びして群馬県統一テストの分析を行っていただきました。
国語
今回の国語では、大問6で資料の読み取りの問題が出題されました。この出題形式では、読み取ったことと、自分の意見を結び付けなければなりません。そこで、読み取る内容がずれてしまうと、作文全体に影響が出てしまいます。このデータの読み取りが苦手な人は、まず、最大値に注目するようにしてみましょう!そこを足掛かりに考えを進めてみてください。決まった正解のない問題ですので、練習したものをチェックしてもらうことも大切です。作文や記述問題は、自分での判断が難しいものもあります。そういった場合は、どのように考えて模範解答に近づけられるのかを学習するとよいでしょう。
数学
大問2の作図の問題では、作図の意図を説明する問題が出されました。今回は、等積変形の考え方で垂直二等分線を書くものでしたが、面積が同じことから等積変形の考え方を使い、高さを変えないためには平行な線を引く必要があって垂直二等分線を作図するというものでした。作図自体はシンプルなものです。それを言葉にして説明をするという点で戸惑った人もいたのではないでしょうか。作図のパターンだけを演習するのではなく、どうしてその作図をするのかを普段から考えておくようにしましょう。
大問4(2)では、面積を求める問題が出題されました。三角形を分割して高さを求める解き方をするものでした。図形の問題は、どの図形を見るのかという視点を変えられるかがカギになります。そして、気づくと得点しやすい問題も多くあります。図形を切り取る練習を重ねてください。
英語
6号の問題では、英語での応答の問題形式が多くなっています。英語の疑問文に対して英語で答える問題が27点分出題されていました。この問題は、答える内容も大切ですが、疑問文の形に合わせて答えることが必要になります。長文問題も量が増えてきています。正確に素早く読めるようにしていくことが求められます。単語をたくさん覚えて語彙力をつけていきましょう。
また、大問9の自由英作文の問題は、英語の学習が必要だと考える理由を述べるものでした。設問の指示を守り正しい英文を書くことを心がけましょう。自由英作文は、自分でのチェックが難しい問題です。○つけをしてもらうことや、間違えた原因を指摘してもらえるとミスがなくせていきます。指導を受ける、質問をするなどで対策をすることをお勧めします。
社会
大問1(4)では、シラス台地そのものを説明するのではなく、シラス台地が広がる土地の利用と結び付けて答える問題が出題されました。また、大問4(2)では、摂関政治そのものや、どのように仕組みを構築したかではなく、摂関政治が終わりを迎える原因を資料から読み取るものでした。記述問題で、語句そのものの意味ではなく原因や結果とどのように結びついているかという理解を求める問題が出題されています。普段の学習から、語句そのものを覚えるときに、併せてつながりも覚える様にしていきましょう。
理科
大問1のDの地震発生時刻を求める問題は頻出パターンです。A地点とB地点の差から地震の速さを求めて逆算をする問題でした。大問2の蒸散量の計算問題も頻出パターンです。表から読み取れる数値に注目して、葉の表、裏、茎からの蒸散量を差分から導き出せるようにしておきましょう。理科の計算問題のパターンは分野ごとに解き方や考え方が習得しやすいものがあります。間違えてしまった問題や問題集の類題に取り組み、マスターしていきましょう!
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群馬県統一テスト 今後の予定
中学3年生
3年生日程 | 出題領域 | 試験時間 |
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第7回 11月13日(日) | 1・2・3年既習領域 | 国・数・英50分 社・理45分 |
第8回 12月11日(日) | 1・2・3年既習領域 | 国・数・英50分 社・理45分 |
第9回 1月22日(日) | 入試予想問題 | 国・数・英50分 社・理45分 |
中学2年生
2年生日程 | 出題領域 | 試験時間 |
---|---|---|
第2回 12月4日(日) | 2年2学期既習領域 | 各教科45分 |
第3回 3月19日(日) | 2年3学期既習領域 | 各教科45分 |
中学1年生
1年生日程 | 出題領域 | 試験時間 |
---|---|---|
第2回 12月4日(日) | 1年2学期既習領域 | 各教科45分 |
第3回 3月19日(日) | 1年3学期既習領域 | 各教科45分 |
家庭教師のトライ生でも、個別教師のトライにて群馬県統一テストの受験が可能です。
お近くの個別教室のトライ会場にて受験する旨を担当プランナーにお伝えください。