2014年6月18日
群馬県 AO入試対策
大学の入試形態の1つにAO入試があります。
AOとはAdmissions Officeの略です。
最近盛んに行われるようになったこのAO入試、
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回はAO入試についてまとめてみます。
<AO入試とは・・・?>
AO入試とは一体どのようなものなのでしょうか?
一言で表すと「自己推薦型入試」です。
一般の推薦入試とは違い、評定基準がなく高校からの推薦がなくても受験できます。
一般入試のようなペーパーテストでの学力審査は基本的に行われず、
志望理由書や小論文、面接などを通して様々な視点から総合的に判断し、合否が決定されます。
夏あたりから募集を受け付けるところが多く、秋口から年内に合否が決まることがほとんどです。
一般入試との併願が可能であるため志望校へ入学するチャンスは増えますが、
試験の中身が違う為、全く異なった対策が必要になります。
そのため、AO入試を考えている方はなるべく早いうちから対策をとることをオススメします。
<AO入試の対策>
では、具体的にどのような対策をすればいいのでしょうか?
まず、自分の志望する大学あるいは学科のアドミッション・ポリシー(※)をしっかり理解しましょう。
(※アドミッション・ポリシー・・・大学の入学者受け入れ方針。自校の特色や教育理念などに基づき、
どのような学生像を求めるかをまとめたもの。)
AO入試では、受験生の人格や将来像などが大学の求める人物像と合っているかを判断します。
「アドミッション・ポリシーをどのように捉えたか」
「自分のどんなところがアドミッション・ポリシーに一致しているか」
を確認し、大学にアピールしましょう。
また、小論文対策も重要です。
小論文では、志望する学部や学科に関する学力や専門知識が問われる事が多いです。
日頃から専門分野のニュースなどに触れる機会を持つことを意識してください。
そして、それを言葉に表す、つまり実際に書く練習も重要です。
まずテーマに対する「意見」と「理由」を明確にして、相手に伝える事を意識して書いてみてください。
その際、学校の先生などに読んでもらって添削をお願いしましょう。
ちなみに、群馬県の公立の大学では群馬県立女子大学がAO入試を行っています。
私立大学では東洋大学、東京福祉大学、共愛学園前橋国際大学他、
全部で9校の大学で行われています。
AO入試では、いかに自分を大学にアピールできるかがポイントになります。
学校内外の行事に積極的に参加したり挑戦したりして、
学力以外の面でも自分を成長させて、アピールポイントを作っていきましょう!