教育プランナーブログ

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2011年11月

今回は前回取り上げた、適性検査の対策方法についてお話ししたいと思います。

 

対策方法の王道は、

適性検査の過去問や専用の問題集を多く解いて、第三者に添削をしてもらい、

正解になるためのポイントを解説してもらいながらも、

自分がなぜその答えを書いたのかについて、お子様に説明してもらい、

その説明が間違いならばなぜ間違いなのかを納得してもらうという方法です。

 

ポイントは、第三者に添削してもらうことです。
作文問題である以上、答え方がいくつもあるので、模範解答を覚えても意味がありません。
なぜその答えになるのかを自分の言葉で説明できるくらいまで、
文章ど問題文の本質を理解できるかがポイント
です。
そこを的確に指摘してもらえる第三者がいないとポイントはつかみづらいと思います。

 

また前回述べたとおり、読解力から作文力までの総合的な国語力が重要になります。

これは学校の勉強やテストだけでは身に付きづらい能力です。適性検査の過去問等を行うだけでなく、

読書感想文や新聞の社説等について自分の考えをまとめて、第三者に見てもらう習慣を身につけるのがベストです。

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今回からは公立中高一貫校(中央中等教育学校、四ツ葉学園中等教育学校、太田市立太田中学校)で課せられる適性検査対策について触れたいと思います。まず今回は適性検査の概要について説明いたします。

 

適正検査は、単純な算数の計算問題や国語の漢字の問題ではなく、

国語・算数・理科・社会の複数の教科が組み合わさった作文問題が中心となります。

 
例えば過去の問題では、
「群馬県の総人口と年齢ごとの人口分布のグラフを見て気づいたことを書きましょう」

という問題がありました。この問題では、

グラフを読み取る算数の力

群馬の地域性について知っている社会の力

文章で相手に伝える国語の力

が問われる問題となります。

 

計算をして数字を求める問題もありますが、それも式から答えるのでなく、文章を読み取って答える形になりますので、なにより適性検査では先日の国語のテストで必要とした「速読力」「読解力」「発想力」「作文力」が非常に重要となります。
また、上記のような問題が毎年平均して10問程度あるにもかかわらず、制限時間が45分と短いので、適性検査の問題に慣れておくのも重要です。

 

次回は、具体的な適性検査の対策についてお話ししたいと思います。

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