教育プランナーブログ

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こんにちは!佐賀校ブログ担当です。

今日は大学入試に関するお話です。理系の皆さんが文系学部へ志望を変更する、いわゆる「文転」について書いていきます!

必要科目の違いは必要な学習内容の差である

文転した際の最大の問題は入試で課される科目が変わることです。

九州大学を例に調べてみましょう。理系の理学部では大学入試共通テストにおいて地歴公民は1科目(例えば日本史B)、理科は専門の物化生地から2科目(例えば物理 化学)の成績を利用するところ、文系の文学部では地歴公民から2科目(例えば日本史B 地理B)、理科が基礎を付した科目から2科目(例えば物理基礎 化学基礎)を利用します。国語・数学・外国語については変わりが無いようですね。

また、個別試験も大きな違いがあります。理系では数Ⅲ分野を含む数学・理科・英語の試験が、文系では国語・数Ⅱまでの数学・地歴・外国語の試験が課されます。

これらの違いは、表題の通り必要な知識・勉強の違いに直結します。特に、高3以降の文転は、それまで積み上げてきたものを一部崩してしまわなければならなくなります。学校で先生方が文理選択や文転理転についてよくおっしゃられる部分ですね。特に社会科で必要な知識や小論文の書き方などは理系向けの勉強をメインにしているとなかなか身についていないものですから、苦労することもあると思います。

実は私も文転したのですが、数学や理科に割く時間がそのまま社会や国語、小論文の時間になり、特に「楽になる」こともなく受験を迎えています。ただし、文系科目のほうが興味関心を持てる教科科目であったので、理系科目の勉強を続けているよりも心持ちはリラックスして過ごせていました。

以上、文転について試験で課される科目の違いという点から記事を作ってみました。もちろん、実際の志望校によって必要な教科・科目は変わってきますし、要求される対策も異なります。自らの志望校についてよく調べてみてください。共テ受け間違えて志望校を受けられなかったら元も子もありませんからね。

トライでは経験豊富な講師が大学入試対策もきめ細かく対応します。

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