2020年5月11日
自宅学習のやり方①
みなさんこんにちは、家庭教師のトライ山口校です。
山口でも、ご自宅での勉強に不安を抱えていらっしゃるご家庭様は多いかと思います。
実際、この時期でも多くのご家庭様から家で勉強をしないので不安、といった相談をいただいております。
ですので今回は自宅学習のやり方について2回に分けてお話します。
前編では自宅学習の方法そのものについて触れていきたいと思います。
様々なご家庭様から自宅学習についてよく聞かれる質問が
「自宅学習ってどれくらいすればいいの?」です。
学校では授業の時間が決まっており、生徒側が何も考えていなくても適度に休憩が入ります。
しかし自宅学習では、すべてがご家庭様の裁量次第で、勉強する前の設定の段階でいきなり難問とぶつかるわけです。
こちらに関して絶対的な正解というのはありませんが、長く生徒を見てきてたどり着いた回答としては「時間ではなく質」ということです。
「1日何時間勉強しよう」という設定は一番簡単ですが、1の仕事量で5時間勉強する子と5の仕事量で2時間勉強する子、長く勉強しているのは前者ですがテストでいい点が取れるのは後者です。
皆さんもぜひとも後者になりましょう、ということです。
具体的には1日あたりどの科目をどれくらいやったらいいかというノルマを決めることが大事です。
時間で区切るのではなくそのノルマが終わるまで勉強をする、というわけです。
とはいえノルマを一日数学100問!と決めたとして、それをこなすのにとんでもない時間がかかるようでは、実際に実行に移すのはほぼ無理ですから大まかな時間の目安は必要です。
後編の自宅学習で気を付けることにもつながる内容ですが、自分の集中力とも相談しながら各科目「順当にこなせば1~2時間で終わる量」をノルマとして自分に課しましょう。できない計画ほど意味のないものはありません。
人によりますが、最初の内は「1~2時間以内でこのノルマに挑戦、早く終われば余った残り時間は自由時間」を一日に3~4セット、としておくとモチベーションの維持もしやすいかと思います。当然合間に休憩をとっても構いません。
またノルマの設定についてですが、できる限り具体的なものがいいです。「教科書の〇〇ページ~〇〇ページまでを覚える」というような形では成果が目に見えないので辞め時がわかりません。
理科や社会などについては市販の一問一答形式の問題集を用意しておくとノルマの設定が俄然楽になりますので家に問題集やワークがないご家庭様はご検討してみてください。
ここまで自宅学習の方法とその設計の仕方をお話ししました。
後編は自宅学習で気を付けることについてお話いたします。
トライでは、学習相談やお子さま一人ひとりの性格や目標に合わせた学習カリキュラムの作成を行っています。
「自宅で学習する習慣をつけたい」
「何から学習をすればよいかわからない」
「受験に向けてすべきことを教えてほしい」
など、お気軽にご相談ください。
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