4月 | 2023 | 家庭教師のトライ山口県エリアブログ

2023年4月

2023年4月22日

【山口県】高校推薦入試について

みなさん、こんにちは

家庭教師のトライ山口校です。

本日は山口県の高校推薦入試についてお話ししたいと思います。

推薦入試とは？

推薦入試とは中学校長の推薦によって高校に出願できるものです。中学校から高校へ推薦してもらい出願できるので日々の学校生活の態度によって推薦入試を利用して高校受験できるか決まっていきます。

主に面接、小論文、実技検査が推薦入試で実施されており、面接は山口県のすべての高校での推薦入試で実施されています。推薦入試を考えている方は面接対策は必須です！

①推薦受験できる学校は、原則として国公立・私立合わせて一校

推薦を使って受験することができる学校は一校（同一の学校については他の課程、学科は出願可能）と決められているので本当に自分の進学したい高校か考えて志願することが重要になります。

②推薦で合格した場合、必ずその学校に入学すること

推薦で合格すれば必ずその高校に入学することが決められているので、①と同じように自分の進学したい高校は本当にこの学校であるのか考えることが必要です。推薦で合格した後に他の高校に進学したくなっても変更することはできません。

③内申点や出席日数などの推薦基準を高校が定めている

志望校に推薦入試を受け入学したいと思っても、日ごろの学校生活の態度や内申点が推薦基準に達していなければ推薦を受けることができません。推薦を使って受験したい場合、三年間頑張っておくことが必要になります。

山口県の高校推薦入試

出願期間　１月の下旬
推薦入試　２月上旬
結果発表　推薦入試から約１週間後
中学校の構内選抜をクリアして出願できる権利を持っても、高校への出願の期限を過ぎてしまうと推薦入試を受けることができなくなります。自分自身で出願期限はいつなのか？推薦入試はいつ行われるのか山口県のホームページに記載されてあるので調べて把握しておくことも大切です。

推薦入試を受けることのメリットとデメリット
メリット　
・チャンスが２回になる
一般入試だけだと志望校に合格するために一発勝負で学力検査を受けなければいけません。もし失敗したらどうしようなどといったプレッシャーを持つことがあるかもしれません。推薦入試を受けておくことによって志望校へ入試を受けるチャンスが２回に増え、一発勝負ではなくなり気持ちが少し楽になると思います。
・早い時期に合格が決まる
推薦入試で合格することができれば一般入試を受験する人よりも約1ヶ月早く高校入学の準備ができます。

デメリット
・合格できない可能性もある＝一般入試の勉強も並行して行わなければならない
推薦入試で不合格だった場合、1ヶ月後に一般入試を受けなければいけません。志望理由書を提出したり、面接の練習をしたりしながら一般入試に必要な５教科の勉強もしなければいけないので負担が多くなります。また推薦入試を受けたからといって不合格の可能性もあるので、あとから慌てて勉強をするのではなく並行して行うということが重要です。

推薦入試を受ける上で重要なポイント
①行きたい高校について自分で調べること
志望理由は大体の高校の面接で聞かれるので志望理由を明確なものにすることが大切になっていきます。なぜこの高校なのか、ここでしかできないことがあるのかを考え、はっきりとすることによりこの高校に行く意味を見出せることができるし、高校は高校の特色に合った人を入学条件としていることが多いので高校について自分で調べることは重要です。

②自分に自信を持つ
自分に自信を持つことで、自分のやってきたことや努力してきたことを言葉にでき、はっきりと面接官に受け答えをすることができます。自信を持つためにはこれだけは誰にも負けないと思えること、例えば部活であったり、勉強で頑張ったことを中学３年間で見つけることが大切です。

③コツコツが勝つコツ
推薦入試では学力を測り合格化不合格かが決まるのではなく、三年間の自分の努力が内申点となります。内申点とは推薦入試において重要な部分であり、内申点を高めるためには定期テストの点数や授業態度が重要です。コツコツ努力を続けることが志望校合格の大きなカギとなります！

④面接対策はしっかりと
推薦入試の中で内申点と同じくらい大事だと感じるのは面接対策です。面接の対策がしっかりできているかによって本番はっきり大きな声で落ち着いて受け答えができます。思いがけない質問にも臨機応変な対応で臨むことができます。校内選抜を通り、推薦入試に出願することが決定すると先生との面接が始まります。先生からの助言をしっかり聞いてメモしておくこと、日ごろからニュースや新聞を見て面接に取り入れることができそうなことはメモしておくことが大切になっていきます。