教育プランナーブログ

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東京農業大学第二高等学校(農二)の入試の傾向と対策

シリーズ3回目となる今回は【数学】についてです。

 

 

1、傾向

 

45分100点満点  マークシート形式  例年大問5題

 

【特徴:大問1】

 

⇒数・式の計算問題・・・例年小問7問

⇒基本的な計算問題が中心。1題5点と配点が高い為、油断は禁物。得点の要!

 

(出題例)

方程式の計算・応用、因数分解、整数の性質、速さ時間道のりの問題、角度、立体図形、√(ルート)など。

 

 

【特徴:大問2】

 

⇒例年小問1~3問

⇒応用的な文章題が頻出。どの大問よりも、設問における文章が長い傾向がある。

 

(出題例)

方程式、図形と関数の融合問題、確立など。

 

 

【特徴:大問3、4、5】

 

例年各々大問、小問2~4問

⇒大問2以降は、多種多様な分野が融合した、総合問題。

 

(出題例)

関数、平面図形、空間図形、三平方の定理など。

 

(ポイント)

関数⇒座標平面上での図形の性質、交点の座標、直線の式、座標平面上の図形の面積(比)、

   直線を軸として一回転させた図形の体積

 

平面図形⇒円と直線、角度、面積(比)、長さ(比)

 

空間図形⇒立方体・直方体の体積、長さ、2つの線分の長さの和の最小値

 

 

2、対策

 

【対策1】

 

農大二高の問題は、基礎基本的な問題が少なく、応用的な問題が多い。

その為、

『基礎基本』=公式の使い方、公式の意味、計算方法、単元別のポイント

を自分なりに再度確認し、

『応用問題』=農大二高の過去問題、教科書や学校のワーク中の応用問題

に繰り返し取り組みましょう。

 

何度も何度も『基礎基本』⇔『応用問題』の反復をすることで、

答えを導きだすまでの過程を掴めるようになるはず!

 

 

【対策2】

 

解答時間は45分。時間配分は常日頃から、過去問を解く中で、体に染み込ませましょう

 

もし万が一、わからない大問があったとしても焦らずに、解答や解説を見返して理解する努力が大切。

それが、「間違った問題、出来ない問題」を「得点源」に出来るカギです。

 

※受験期は、時間計測をしながら、過去問を何度も解く事が大切。

 「過去問解答ノート」を自分なりに作成しても◎。農大二高の傾向を掴んで下さい。

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