教育プランナーブログ

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愛知県公立高校入試において、生物分野に関する問題は毎年A日程B日程どちらの日程にも必ず出題されています。

独立した小問、丸々1つの大問を占める問題がそれぞれ出題されます。

 

≪過去の出題内容≫
◎平成23年A日程

大問2(1)-(4)で食物連鎖について、それぞれの生物を分類する問題が出題。

全て選択問題だが、(1)-(4)まで関連した問題だったので、勘違いをしてしまうと芋づる式に失点してしまうタイプの問題。

 

◎平成23年B日程

大問2(1)-(4)でアブラナとマツのつくり、大問6(1)で遺伝に関して出題。

植物の分類だけでなく、ルーペの使い方など観察方法も出題。

 

◎平成22年A日程

大問1(2)で遺伝、大問2(1)-(4)でデンプンに対するヒトのだ液のはたらきに関する問題が出題。

唯一の記述形式だった(3)は漢字指定。

 

◎平成22年B日程

大問2(1)-(4)でタンポポの花のつくり、葉のはたらき、

大問6(2)で花粉管が胚珠に達した後の受精卵のでき方について35字以内で記述する形式。

書き出しが指定され、用いる語句も3つ指定されており、解答に際してかなりのヒントが与えられていた。

 

◎平成21年A日程

大問1(2)で染色体、大問2(1)-(4)でホウセンカの葉、茎のつくりとはたらきについて出題。

(4)は道管を図示する形式。

 

◎平成21年B日程

大問2(1)-(4)でヒトのからだのつくり、大問6(1)でマツのりん片に関する選択問題が出題。

大問2(2)は、血液がからだの各部分をひと回りして心臓に戻ってくる時間を求める計算問題。

(4)は、呼吸によって細胞が取り込んだ栄養分からエネルギーを取り出す物質の反応について

45字以内で記述する形式。22年B日程同様、書き出しが指定されていたこと、

4つの語句が指定されていたことから、アプローチしやすかった。
 

 

生物分野は平成21-23年でどちらの日程でも毎年5問ずつ出題され、小問は遺伝、染色体に関する出題が多いです。また、ほとんどの問題が選択問題で、選択問題以外は35-45字程度の記述か、漢字指定での記述形式です。図示問題が出題されたのは、21年A日程だけでした。
 

大問としての出題が多い植物の分類や仕組み、ヒトのからだのはたらきは暗記事項が多いので、まぎらわしい選択肢から正解を出せるよう日頃から復習しておく必要があります。過去の傾向から、重要語句は漢字指定で出題されることが多いので、注意しましょう。

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