2011年9月23日
愛知県公立高校入試 【英語】⑤<リスニング>傾向と対策
① 聞き取り検査として、毎年必ず出題される。(10分程度) |
② 平成19年以降、YES・NOで答える問題は1問だけになり、 |
WhereやWhenなどの疑問詞で始まる質問文が大半を占める。 |
③ 1問1点。20点中5点(全体の25%)をリスニング問題が占める。 |
配点が高いので、リスニングの出来次第で差がつくことも珍しくない。 |
会話文を聞いて、5つの小問に答える形式。4つの選択肢の中から正誤を選ぶ内容正誤問題が |
5問中3問出題される。残り2問は、会話文の内容に合わせて、英文の空所を完成させる空所補充 |
問題。会話文を聞いて、その会話に対する質問が英語でなされ、正しい答えを1つ、誤った答えを3つ |
選択するという問題形式は、リスニング問題が導入されて以来ずっと変わっていない。後者の空所 |
補充問題は、平成22年から出題されるようになった新傾向問題。リスニング力のみならず、熟語や |
文法の理解力も試される問題となっている。 |
16年以降から、問題となる会話文自体も長くなっているので、正確に聞き取る力がより一層必要 |
とされる。 |
④ リスニング力をつけるためには、ある程度時間がかかるため、普段からラジオやテレビなども活用して、 |
英語の発音に耳を慣らせておくのが一番。ただ、問題形式は毎年ほぼ同じなので、ポイントさえ押さえれば |
短期間でも点数を上げることは十分可能。学習のポイントになるのは、以下の3点。 |
1.質問文の最初の言葉をキャッチする。特に疑問詞5W1H(What・When・Why・where・How) |
2.必ずメモを取る。キーワード、数字(特に、時間や人数など)はかなり重要。スピードも大事になるので、 |
メモを取る時は、自分しか分からないような走り書きでも構わない。 |
3.知らない単語は何度同じ会話文を聞いても聞き取れないので、単語力を強化する。 |